エアガクらぼ

【4コマ漫画】拡散的思考でアイデアを広げていたら、思わぬ壁にぶつかって思考がストップした件

大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

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【4コマ漫画】思考を妨害したのは…?

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拡散的思考とか収束的思考とか

4コマ漫画にあるように、特定のテーマやキーワードから他のキーワードなどをもとに他のキーワードやアイデアを連想しつつ広げていく思考のしかたを、拡散的思考といいます。また、そうやって生み出されたアイデアなどをうまく整理する思考のしかたを、収束的思考といいます。

この2つの思考をうまく使い分けることで、何らかの問題にぶち当たっても、その解決のアイデアを生み出しつつ、それらを適切に整理し、より良い解決法を探ることができるという感じです。要するに問題解決に使える思考法ということになります。

拡散的思考の大まかなやり方をいうと、研究テーマのキーワードを中心にして、そこから連想されるキーワードを周囲に書いていく。連想されたキーワードをみて、そこからさらに連想されるキーワードを書いていくという感じで、キーワードをどんどん広げていく感じです。それで、出てきたキーワード同士を結び付けていくと、研究に結びつく面白いアイデアが生まれるという感じです。

卒論に取り組む際も、まずは大枠としてのテーマを考えますが、そこから研究のためのリサーチクエスチョンなどを見つけ出すためには、関連するキーワードやそれに関わる問題を見つけていかなければなりません。そんなときに、拡散的思考と収束的思考は役立ってきます。

なお、リサーチクエスチョンは、頭の中にあるアイデアだけで見つけられるものではありません。しっかり情報収集が必要です。当たり前ですけど、大学生が持っている知識って、授業で習った程度のものでしかありません。それもほとんどは忘れているはずです。だから、いま現在もっている知識だけで拡散的思考によってキーワードを広げたとしても、誰でも思いつきそうな内容しか出てきません。そのため、まずは自分が考えたいテーマについてしっかり情報収集し、そこから拡散的思考や収束的思考で情報をまとめていくことが大切です。

リサーチクエスチョンに関しては、【4コマ漫画】リサーチクエスチョンをどのように決めていくかでも書いております。

なお、これらの思考を具体的に実践するための方法も提案されており、有名どころとしては、マインドマップ(拡散的思考のような感じ)とKJ法(収束的思考のような感じ)があります。

これらは研究を進めていくうえでもけっこう使うことがありますし、卒論でも役立ちます。むしろ、卒論をとおして、これらの思考をトレーニングし、社会に出てから使用できるようになっていると良いと思います。

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