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【短コマ漫画】ちょっとしたすれ違いで桃から出れなくなってしまった桃太郎の話

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桃から出れない桃太郎の話

ちょっとしたすれ違いのために桃から生まれることができなくなってしまった桃太郎の話です。Twitterpixivにも掲載しています。他の作品もあるのでぜひご覧ください。

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第1話 すべての出会いは奇跡!

もともとTwitterpixivにあげるための単なるネタとして作ってみたわけですが、考えてみたら起こり得る話だと思ってしまいました。

本来、桃太郎の話では、おばあさんがその日その時間に川で洗濯をしていたときに、たまたま大きな桃が流れてきたわけです。仮に、おばあさんが来るのが遅かったり、洗濯がさっさと終わってしまったり、その日が雨の日でおばあさんが洗濯をやめてしまったり、・・・といろいろな可能性を考えると、おばあさんと大きな桃の出会いで奇跡だったといえるのではないでしょうか。

物語なのでどんな偶然があっても良いわけですが、その「仮に」の部分、つまりおばあさんと桃が出会わなかったらどんな物語になるのだろうと思いました。

ということで、そんな物語を少しずつTwitterpixivにあげていきたいと思います。そして数話分たまったらコメントをつけてブログにもアップしていきます。

タイトルのとおり「桃から出れない」ままストーリーを展開させてみます。この物語では、桃太郎とおばあさんの、ちょっとのすれ違いで桃太郎の人生は大きく変わってしまいます。桃から出れない桃太郎の運命や如何に・・・。

第2話 桃から出るのが先か寿命が尽きるのが先か?

本来の桃太郎の話では、桃太郎が桃の中にいる状態から始まります。しかし、桃の中で赤ちゃんが生まれるなんてありえません。きっと誰かが赤ちゃんを桃の中に入れたんだと思います。そうすると1回桃を開いて閉じたのではないかと。その誰か的には、桃太郎が勝手に桃から出るとマズイので、外からしか開けられないようにファスナーで閉じたのです。という妄想を抱いてみました。

「桃から出れない桃太郎」では、この設計のために、誰かが桃を開けてくれるのを待つしかなくなるわけです。誰も開けてくれなかったら、桃から生まれる前に寿命が尽きてしまうかもしれません。何となく作ってみた物語ですが、とてつもなく緊迫の展開になってしまいました!

さあ、桃太郎は無事生まれることができるのか??

第3話 自分の状態が安定していないと他者を助けることはできない 

桃から出れない桃太郎は、自分の行きたい方向に移動できません。陸で助けを求めるカメがいたとしても、そこにたどり着くことができません。偶然に頼るしかないのです。とはいえ、本来カメを助けるのは浦島太郎です。桃太郎が出てきてはいけません。結末が変わってしまいます。これで良いのです。

さて、この話には教訓があります。それは、「自分の状態が安定していないと他者を助けることはできない」ということです。

真面目な話になりますが、世の中には、困っている人を援助する心理の専門家だったり福祉の専門家だったりがいます。そのような人たちの職業を「対人援助職」と読んだりします。対人援助職というのは、自分自身が安定した状態になっていないと成り立たない職業なのです。例えば、プライベートや仕事に関するストレスで精神的にまいっていたり、経済的に安定せず生活に苦しんでいたりすると、他者を援助することができなくなってしまうわけです。

今回の4コマ漫画は、そんなことを密かに思いながら作ったものです。桃太郎自身が桃から出れないという状態にあっては、とても他者なんて助けられないわけです。

最後に

というわけで、「桃から出れない桃太郎」第1話~第3話を紹介しました。今後どうなっていくのか、そもそも続けられるのかわかりませんが、話を進めてみたいと思います。

コミPo!を使って、イラストや数コマ漫画をTwitterpixivに投稿しています。「20,000字なんて書けません!」(卒論漫画)、「桃から出れない桃太郎」(おとぎ話)とかイジメ関係の漫画を投稿しています。以下に、Twitterの内容を埋め込んでおくので、よろしければフォローお願いいたします。

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