大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】コピー機の罠
グラフの印刷
エクセルなどでグラフを作ると、パソコン上では、通常はカラーのグラフが作成されます。
それをプリンターで印刷するところまではカラーでできるわけですが、その印刷された資料を大学のコピー機などで大量にコピーをとろうとすると、白黒印刷しかできないということがあります。よくある話ですね。
したがって、最初から、白黒に対応したグラフを作成しておく必要もあったります。
誰でも一度はやるような失敗かなと思います。失敗を経験して次から気をつければ良いわけですが、ここでは白黒でコピーされても大丈夫なグラフの作り方を説明します。
グラフは白黒でも対応できるように作成する
上記で説明したように、グラフなどを作成するときには、白黒印刷でもわかるようなグラフにしておくことが大切です。それを説明するため、4コマ漫画に示したグラフをここでも再現してみましょう。
以下の仮で作成したグラフは、左右同じグラフだと思ってください。左側がカラーで印刷した場合、右側が白黒で印刷した場合となります。カラー(左)だと、A・B・C・Dのグラフを区別することができますが、白黒(右)になってしまうとどれがAでどれがBなのかという区別できなくなっています。
棒グラフとかはまだしも、折れ線グラフだと、どれがどの線だかわからなくなってしまいます。しかも、途中で交差したりすると、なおさらややこしくなってしまいます。
例えば、白黒(右)のグラフで、グラフの右側にいくほどBが大きく上昇しており、次いでAが上昇していることや、Dが下降していることなどを説明してみてください。けっこう難しいですよね。「このように上昇しているグラフがBなんですが・・・」みたいに1つ1つの線をいちいち解説しないといけないわけです。
では、どのようにしたら良いかっていうと、最初から以下のように、それぞれの線を記号で区別すると良いわけですね(以下であれば、〇、□、△、*で区別しています)。以下の2つのグラフも同じものです。左がカラーで印刷したものであり、右が白黒で印刷したものです。このように記号で区別すると、カラーのグラフ(左)が白黒のグラフ(右)になったとしても、区別はつきます。
グラフの区別のしかたとして、このように記号でわけることもありますし、線自体を実線とか点線とかにして区別する場合もあります。記号の方がバリエーションがあるとは思います。
いずれにしても大量にコピーする場合は、白黒印刷になる可能性があることを知っておくと良いでしょう。コンビニとかでも、カラー印刷より白黒印刷の方が安いですからね。白黒印刷はいまでもよく使われるということを把握しておきましょう。