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【4コマ漫画】斜め上の卒論の進め方は本当に通用するのか?

大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

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【4コマ漫画】卒論の進め方とは?

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卒論とは?

多くの大学の最終学年では、卒業論文(以下、卒論)に取り組むことになります。

卒論の基準は大学によって様々ですが、数万字の論文を書いたりするものです。論文は自分自身の主張を根拠をもって述べるものですが、その主張の根拠として、様々な論文や本などの資料を参考にしたり、自分でとったデータを使ったりします。

要するに、大学4年間の学びの集大成として取り組むことになるわけですね。ちなみに、そのような集大成として、何らかの作品を作って卒業制作とか言う感じにする場合もあるようですが、ここでは何らかの資料やデータに基づいて論じていく論文形式の卒論について考えていきます。

卒論の裏技情報は本当に使えるのか?

ほとんどの人にとっては、卒論は初めて取り組むものですし、とても気が重いものになりますよね。通常であれば、担当教員の指導を受けて時間をかけて卒論を作成していきます。

だけど、当然、卒論をラクに終えたがる人もいます。卒論を終えることだけを目的にしてしまうと4コマ漫画のように、裏技などを調べようとする人もいるかと思います。

ここで言いたいことを先に言ってしまうと、裏技などを探すよりも、テーマについて調べ、丁寧に取り組んだ方が安全だし自分の力になります。

私自身も教員でありながら「卒論 簡単」「卒論 1日」「卒論 裏技」とかで検索したことがあります。

確かにそうやって見つけたサイトのとおりにしたら、簡単に、あるいは(1日とまではいかなくても)短期間でテキトーな卒論を作成することはできると思います。ただし、卒論に書き慣れた人であれば、ですけど。

効率良く卒論を終える方法は、卒論に初めて取り組む人には難しいです。おそらく何のこっちゃらという感じだと思いますね。2回目・3回目の卒論を書く人にとっては良いかもしれませんが、普通はないですよね。そんなこと。

初めて卒論に取り組む人は、諦めて真面目に時間をかけて取り組みましょう。

また、卒論は、問題発見、情報収集、解決法の提案、新しい課題の抽出など問題解決に関わるプロセスを総合的に身につける取り組みです。

ラクすることよりも、社会で役立つ大事なスキルを身につける教材として卒論を活かす方が良いと思います。

卒論は適切な問いを立てることが重要

では、卒論はどこから始めるかということですが、まずは適切な問いを立てることを目指していきます。卒論における問いとは、世の中の重要な問題に対する疑問のことであり、研究的疑問(リサーチクエスチョン)とも言います。

世の中の関心のある問題についてしっかり情報収集し、リサーチクエスチョンを立てて、追及していくのが研究ということになります。

このリサーチクエスチョンが適切なものになっていないと、卒論は苦しいです。たぶん途中でそのリサーチクエスチョンを追求するのは無謀だと気づき、最初からやり直すハメになります。それだったら、初めから適切なリサーチクエスチョンを探すのに時間をかけた方が良いです。

逆にリサーチクエスチョンがうまくいっていれば、卒論は大抵成功します。

リサーチクエスチョンの考え方に関しては【4コマ漫画】リサーチクエスチョンをどのように決めていくかでも話をしています。

繰り返しますが、卒論は裏技などに頼るよりも、真面目に取り組んだ方が絶対良いです。

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