大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】ノートの効果
ノートをとる
授業の内容をノートにとったり、資格試験などの勉強のためにノートを作成する人とかいたりすると思います。
授業での学生さんの様子をみると、ノートやルーズリーフに板書した内容をひたすら書き込む方もいるし、資料や教科書の空いているスペースに書き込む人もいます。
あとたまに何かの裏紙なのか、すぐ捨てそうな紙に書き込んだりする人もいることがあります。とりあえずメモしておいて後でちゃんとしたものに記録するということかもしれませんけど、どういう使い方をするのかが気になります。
私は、資料や教科書があるならそっちに書く方がラクかなと思う派ですが、ノートやルーズリーフにきちんと書き込んでいくことを重視する先生もいたりしますね。
教科書があるなら教科書を使えば良い
ノートをとるということについてウェブで調べてみると、「教科書の内容をノートにまとめるやり方のは時間の無駄」ということが、よく言われていたりします。これは賛否両論もあって、うまく活用するなら、ノートにまとめるのもアリなようです。
私自身はノートを作るのは得意ではないし、教科書をまとめるだけなら意味がないと思います。教科書があるなら教科書を使えば良いわけです。ノートにまとめることによって「教科書の劣化版」を作るだけなら時間の無駄です。
教科書に載っていない情報があって、それを含めてノートにまとめるなら、少しは価値があるかもしれません。しかし、ちょっとの情報であれば、教科書に書き込みをした方が早いです。
ノートに書くことで思考が整理されるという考えもあると思いますが、ノートにまとめるとほとんど書き写すだけで思考している余裕はないですよね。
ちなみに、教科書をもとに教科書とは別の価値を持つノートを作成するのであれば意味はあるかと思います。例えば、教科書は教科書で使用し、ノートは教科書の一部を抜き出してそれについて考察する、教科書の演習問題とその解答をノートにする、というように教科書とは明確に役割分担するのであれば、とても価値のあるノートができると思います。
さらにちなみに、4コマ漫画にあるヴィゴツキーというのは、発達の最近接領域とか、内言・外言で有名な方です。教育とか発達などの分野で欠かせないような人物なのですが、正直初めてこの方の事を勉強しても「へぇー」ぐらいにしか思わないだろうと思います。詳しく知れば知るほど、また現実の子どもに当てはめて考えれば考えるほど、ヴィゴツキーの理論の重要性に気づくという感じです。
子どもの教育とかに携わる人なら勉強しておいた方が良いです。