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【笑える漫画付き】大学生必見!お金稼ぎを考える前に知るべき「ブラックバイト」の落とし穴

大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

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【漫画】俺に相応しいバイト先を探しといて!

いきなりアルバイト情報誌を渡された! いったい何!?

漫画は、感情表現なども簡単なので、文章の限界を超えて伝えられます。漫画を簡単に作成できるコミPo!は強力な表現ツールといえます!

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はじめに

大学生活は資金調達が困難なことも少なくありません。アルバイトを通じて資金を得ることは一つの解決策ですが、”ブラックバイト”の罠に落ちてしまうと、学業に大きな影響を及ぼすこともあります。この記事では、大学生が安全にアルバイトを行い、ブラックバイトを避けるための知識とヒントを提供します。厚生労働省のサイトでは、ブラックバイトに対応するための知識が示されていますので、それも紹介します。お金を稼ぐという目的を見失わず、大学生活を豊かに送るための一助になれば幸いです。

大学生が知るべき「ブラックバイト」の実態とは?

大学生がアルバイトをするのは普通の事ですね。事情は個々にあります。遊ぶお金が欲しいという人もいるだろうし、スマホ代とか通学定期代を払うためという人もいますし、学費の足しにするためにアルバイトをする人もいます。

アルバイトによって社会経験が養われるのも事実だと思いますので、学業に支障がない範囲でやるのは良いです。特に将来就きたい職業に関連したバイトだとなお良いです。ただ、やっぱり学業が最優先であることを忘れてはなりません。

問題なのは、学生自身は学業優先であることを重々承知しているにもかかわらず、バイト先の人に強引にバイトを優先させられるという実態があるということです。いわゆるブラックバイトというやつです。下記にブラックバイトの主な特徴を挙げます。

過度の業務負担

学生に対して正社員並みの業務や責任が求められます。例えば、塾講師のアルバイトで、授業以外の時間に保護者対応やテキスト作成を求められたりすることがあるようです。

シフトの自由がない

学生の希望を無視したシフトが強制されることがあります。ヒドイ場合には、定期試験期間に休みを取ることが許可されない場合もあるようです。定期試験に支障がでれば、当然単位はとれなくなるし、それが積み重なれば、留年→退学へとつながっていきます。

辞めさせてもらえない

アルバイト先に辞めたいと申し出てもいろいろと難癖をつけられたり、脅迫されたりで、辞めたら恐ろしいことになると思い込まされたりします。

ブラックバイトを避けるためには、知識をつけ、不適切な労働環境に対して適切な対処が必要です。以下に説明していきますが、厚生労働省がそのためのサイトを用意してくれています。また、どうしても知識不足でピンチになってしまったら、家族や大学に相談するべきです。

ブラックバイトは避けられる?大学生が関わってしまう理由

大学生がブラックバイトに関わってしまう理由はいくつかありますが、基本的には、そこで働くしかないと思い込んでしまう、あるいは思い込まされてしまうことがあげられます。そもそも、ブラックバイトなのかどうかは、事前にはわからない気がするんですね。だから働いてみて「おかしい」と思ったら辞めるための行動を起こすということになるのではないでしょうか。

今の時代、多くの大学生がアルバイトでお金を稼ごうとします。遊んだり友達と交流するための資金としてアルバイトをする学生もいますが、学費や学習に必要なお金をアルバイトで稼ごうとする学生もいます。そうした学生に中には、「ブラックバイトかも・・・」と思いつつも、そこで働き続けなければならないと思い込んでしまう学生がいるようです。

一方、アルバイト先なんてたくさんあるわけなので、おかしいと思ったら辞めてもよいわけです。それなのに、そのブラックバイト先を辞めてしまうと、次のアルバイトを見つけるのが困難だと思い込んでしまう人もいるようです。

さらに、そのバイト先が、学生が社会の常識を知らないことを悪用することがあります。例えば、辞めたら罰金があるようなことを言ってきたり、履歴書で住所を把握しているんだぞと言ってきたり、ようするに脅迫です。

結局のところ、お金を稼ぐためにアルバイトをする以上、誰でもブラックバイトに関わる可能性があるわけです。アルバイトでなくても、将来、就職をする際にブラック企業に就職する可能性だってあるわけです。労働者の権利について知識をつけることは、結局のところ必要なことなのです。

ブラックバイトによる学業への深刻な悪影響

ブラックバイトの学業への影響は深刻です。本来、大学生活を充実させるためにアルバイトをしているはずなのに、いつの間にかアルバイトのために大学に来れなくなっている、ということになりかねないからです。本末転倒ですね。

実際にそういう状況になった学生と話をしたことが何度かありますが、授業や課題があるにも関わらずお構いなしに勤務させられる、辞めたいとバイト先に言うと契約違反的な話をされて罰金があるようなことを言われる。学生自身は恐怖でバイトを辞められないし、大学生だからそんなことで親とかに相談したくないし、みたいな話をしていました。

これらも含め、ブラックバイトによる学業成績への影響をとりあげてみます。

学業の時間がとれない

学生の試験前や学業に重要な期間でも、シフトの希望を無視し、連続で勤務を強いる。これにより、学生は学習時間が大幅に削られ、結果的に学業成績に影響を及ぼします。

学業に集中できない

学生が授業中であっても、バイト先からの連絡で対応を求められるケースがあります。そのため、学生は授業に集中できず、理解度が低下します。

働く意味がわからなくなる

一部のブラックバイトでは、特定の行動を行わなかった場合に給料を減らされるという罰金制度が存在します。これにより、学生はバイトに過度に時間を割かざるを得ず、学業に支障をきたします。

辞めることができない

バイトを辞めたいというと、人手が足りないとかあなたじゃないとできない的な話を延々とされて辞めさせてもらえない、契約違反的で罰金があると言われて辞められない雰囲気にされる、実家の住所を知っているぞなど脅しをかけて辞めさせない。学業にどんなに支障がでていても、お構いなしです。

ブラックバイトの人たちにとって、学生は使い捨てでしかありません。将来について何の保障もしてくれません。それにもかかわらず、ヒドイときには、ブラックバイトのために授業を休んだり課題出せなかったりして単位を落としたりします。後で取り返すのが難しいくらいに悲惨な状況になります。手遅れになるわけですね。人生も変わってしまいます。ブラックバイトをするというのは、異常な状態であることに気づく必要があります。そのためには、学生自身が労働に関わる自分の権利を理解し、適切な労働環境がどういうものなのかを知らなければなりません。

ブラックバイトから身を守るために知っておくべきポイント

では、ブラックバイトから身を守るためには、どんな知識が必要でしょうか。労働に関わる法律を片っ端から覚えるとよいでしょうか。現実的ではありませんね。でも、厚生労働省が知っておくべきポイントをまとめてくれています。

このサイトには、ポイントとして以下の7つが示されています。

  1. アルバイトを始める前に、労働条件を確認しましょう!
  2. バイト代は、毎月、あらかじめ決められた日に、全額支払われるのが原則!
  3. アルバイトでも、残業手当があります
  4. アルバイトでも、条件を満たせば、有給休暇が取れます
  5. アルバイトでも、仕事中のけがは労災保険が使えます
  6. アルバイトでも、会社が自分の都合で自由に解雇することはできません
  7. 困ったときには、総合労働相談コーナーに相談を
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/parttime/

詳細は厚生労働省のサイトを確認しましょう。特に、1番目にあるように、「アルバイトを始める前に、労働条件を確認しましょう」は、ちゃんと目をとおしてからアルバイトに応募しましょう。そこだけだったら、3分あれば十分読めます。カップラーメンができるのを待っている間に、一生モノの知識をつけることができます。読むしかない!厚労省のサイトへGO!!

あと、アルバイトだけでなく就職する場合も含めて、目をとおしておいたほうが良いのが以下のサイトです。こちらも厚生労働省のサイトです。雇用条件のおかしな部分などを漫画で示してくれた後に詳細説明がされています。わかりやすいと思います。

これらのリンク先に掲載されていますが、困った状況になったときには、「総合労働相談コーナー」に相談しましょう。相談は無料ですし、国のサイトなので安心です

ちなみに私も、ブラックバイトにはまってしまった学生の対応をしたことがあります。真面目に学業に取り組んでいた学生なのですが、ある時期から出席状況が悪くなり、目的としている資格・免許をとれない事態に陥りそうになりました。結果的には、大学が本人を説得し、親がアルバイト先に連絡いれるという形をとりました。学生本人が言ってもなかなか辞めさせてもらえなかったのに、親が連絡を入れると、あっさりバイト先が引き下がって、学生さんは解放されたわけです

大学生だからといって、自分の問題の何もかもを自分だけで解決する必要はありません。困ったときに、誰かに助けを求められることも大事なスキルです。よくある勘違いとして「社会的に自立する」ということを自分で全部やることだと思っている人がいます。しかし、困ったときに適切な場所にヘルプを出せることも自立に含まれます。自分の事であっても助けを求めて良いわけです。

親や先生や友だちに相談する、インターネットで相談機関を調べる、知恵袋などで経験者の声を聞く、いろんなやり方があります。くだらない問題は助けを借りてスムーズに解決して、本来やるべきことに戻ってきましょう。

大学生が安全にお金を稼ぐためのアドバイス

大学生が安全にお金を稼ぐためにはどのように考えたらよいでしょうか。3点とりあげます。

労働に関する知識をつける

まずは労働に関する知識をしっかりつけることです。上述したように、厚生労働省のサイトをみれば、わかりやすく説明されています。アルバイトでなくても、いずれは就職するものです。そうなれば、結局、労働に関する最低限の知識は必要となります。大学生のうちにさっさと身につけてしまいましょう。

稼ぐ目的を明確にして、その目的を見失わないようにする

そもそも、何のためにいくら稼ぐ必要があるのか、すなわち稼ぐ目的を明確にすることが大切です。大学生が最も優先すべきは学業です。学業に支障がでるような稼ぎ方は絶対やってはいけません。稼ぐ目的を明確にして、それを見失わないようにしないことです。

「計画的にお金を稼ぐ・使うスキル」は生涯使えるから、ちゃんと頭を使って、稼ぐべき金額を明確にしたうえで必要な金額を計画的に稼いでいきましょう。闇雲に稼ごうとするのではなく。ちゃんと計算すると、実は、節約でうまくいくということがあるかもしれません。以下の記事でこのあたりを説明していますのでご確認ください。

楽して稼ごうとしない

ブラックバイトとは話がずれますが、ネットで調べると、楽して稼げそうな雰囲気をかもし出している怪しい情報がたくさんあります。引っかからないようにしましょう。そのためには、やはり何のためにいくら必要なのかという目的を明確にすることが大切です。

例えば、「旅行に行く」ためにお金を稼ぐ→楽して稼ごうと思って「大学生がブログで数十万を簡単に稼ぐ」的な情報をみる→紹介されているセミナーを受けてカモられる、みたいなことになったらバカでしょ? 「旅行に行く」という目的が「楽して稼ぐ」にすり変わってるわけですね。ブラックバイトとは別の意味で危ないです。

おわりに

この記事では、大学生が安全にお金を稼ぐために知っておくべきポイントをとりあげました。ブラックバイトの危険性を理解し、その罠を避けるための知識とヒントを提供します。「学業優先」という原則を見失わず、自分の権利を理解し、適切な労働環境を確保することの重要性を強調しています。また、稼ぐ目的を明確にし、その目的に向かって計画的に行動することの大切さも説明しています。この記事を読んで、あなたが安全に、かつ効果的にお金を稼ぐためのスキルを身につけられることを願っています。大学生活はあなたの人生を豊かにするためのものです。ブラックバイトによってその価値が損なわれることがないように、この記事の知識を活用してください。

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