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【漫画付き】自己管理能力があるってどういう状態?磨くべき4つの能力

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【漫画】自己管理能力って?

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記事の要約

  • 社会で活躍できる人材になるためには、自己管理能力が不可欠である。
  • 自己管理能力には時間管理、自己動機付け、ストレス管理、自己評価の力が含まれる。
  • 大学での授業、ディスカッション、発表、レポート、卒業論文が自己管理能力を育む機会。

はじめに

社会において、なぜ自己管理能力が重要なのでしょうか? 自己管理能力を身につけると、どのような場面で役立つのでしょうか? この記事では、自己管理能力の重要性とその具体的な構成要素、そして大学でどのようにしてそれを磨くことができるのかについて解説します。

自己管理能力ってどうして必要なの?

自己管理能力がなぜ大切なのでしょうか?  社会に出ると、上司や同僚から指示を受けるだけでなく、自分で判断し行動する機会が増えます。そんなとき、自己管理能力がないと大変なことになるかもしれません。期限を守れず、仕事が遅れがちになったり、ストレスにうまく対処できずにミスを連発したりするかもしれません。 また、自ら判断して行動できないと、いわゆる「指示待ち人間」となってしまいます。誰かに指示されなければ仕事ができない人ということです。

また、仕事等においては、様々なタスクを同時にこなしたり、それらのスケジュールを管理して締め切りまでにすべてのタスクを終えなければならないことが多くあります。そうしたタスク管理においても、自己管理能力は不可欠となります。なお、以下の記事において、タスク管理が難しい場合の対応方法を説明しています。

一方、自己管理能力があれば、そんなリスクを最小限に抑えられます。時間を上手に使い、優先順位を付けて効率的に仕事ができるでしょう。ストレスの原因を特定し、上手に対処できるはずです。自分の長所と短所を認識し、成長の機会を逃さずにすむでしょう。だからこそ、大学生のうちから自己管理能力を身につけることが大切なのです。

自己管理能力は、「賞味期限のないスキル」のひとつです。「賞味期限のないスキル」とは、技術や社会の変化に左右されず、長期間価値を持ち続ける基礎的な能力であって、技術が発展にしていって価値のある仕事や収入を得やすい仕事が変化していったとしても、自己管理能力の必要性は変化しないということです。なお、賞味期限のないスキルをなぜ身につけていかなければならないか、どのようなスキルが含まれるのかについては、以下で説明しています。

では、自己管理能力とはそもそもどのようなスキルから構成されるのでしょうか、また、それらのスキルはどのように身につけることができるのでしょうか。

自己管理能力にはどんな力が含まれる?

自己管理能力といっても様々な分類が考えられます。 賞味期限のないスキルという観点から、生涯役立つスキルとしての視点に立つとともに、大学等での取り組みと関連づける意味で、以下のように分類しています。

時間管理

時間管理能力とは、限られた時間の中で最大限の成果を上げるための能力のことです。自己管理能力の中でも特に重要な役割を担っています。

この能力があれば、優先順位をつけて作業を効率的に行うことができます。急がなければいけない仕事と、後回しにできる仕事を上手に使い分けられるでしょう。また、期限を守ることも可能になります。計画を立てて行動するクセがついているので、期限ぎりぎりに仕事が残ることはありません。

さらに、時間管理能力は計画性も養ってくれます。目標達成に向けて具体的な行動計画を立て、着実にこなしていけるようになるのです。予定が過密になり疲れ果ててしまうこともなくなります。「物事を後回しにする」「ギリギリにならないとやらない」といったことがなくなるわけですね。

このように、時間管理能力は自己管理能力の要となる大切な能力なのです。上手に時間を使いこなせるようになれば、仕事や生活の質が格段に上がります。

なお、「時間管理能力を身につけることがどうしても難しい・・・」ということがあるかもしれません。その場合、時間管理能力が求められる具体的な場面ごとに、問題を小さなプロセスに分解し、そのプロセスのどこで困難が生じているのかを明確にします。そして、明確化した困難について、何らかの対処方法を実施するとよいでしょう。以下の記事にその詳細を具体例をつけて説明しています。

自己動機付け

自己動機付け能力とは、自らに目標を設定し、その達成に向けて行動を続ける力のことです。自己管理能力の1つでもあるし、これ自体が行動力につながります。

この能力があれば、目標達成に向けて着実に前進することができます。目標を設定し、それに向かって行動を起こし続けられるからです。困難が立ちはだかっても、意欲を持って乗り越えていけます。自らを奮い立たせ、やる気を維持することができるのです。あるいは、「やる気がなくても、行動できる力」ともいえます。

一方、この能力がないと目標達成は難しくなります。目標を立てられず、行動に移せないでいます。途中で挫折してしまい、やめてしまうかもしれません。そうなれば、夢や希望を手にすることはできません。

ストレス管理

ストレス管理能力とは、ストレスに上手く対処し、メンタルヘルスを保つ能力のことです。自己管理能力の1つであり、ストレスフルなあらゆる場面で重要と能力となります。

この能力があれば、ストレスの最中でも冷静に物事を判断することができます。感情的にならず、建設的な対処法を見つけられます。うまくいかないとすぐブチ切れる人だったらマズイですよね。また、ストレスの原因を特定し、適切な対策を立てることも可能になります。さらに、リフレッシュする時間を確保し、メンタルヘルスを保つことにもつながります。

一方で、この能力がないと、ストレスから逃げられなくなってしまいます。感情的になり、物事を冷静に判断できなくなります。ストレスの原因が分からず、対処法も見つからなくなるかもしれません。そうなれば、メンタルヘルスが損なわれ、生産性が低下してしまうでしょう。

ストレス管理能力を身につけることで、ストレスとうまく付き合い、パフォーマンスを維持することができます。

自己評価

自己評価能力とは、自分自身を客観的に評価し、成長につなげる能力のことです。自ら成長していくための重要な能力です。

この能力があれば、自分の長所と短所を冷静に認識することができます。「自分はこの分野が得意だ」「この部分が苦手だ」と分析できるのです。また、過去の行動を振り返り、改善点を見つけられます。「こうすればもっと良かった」と気づくことができるでしょう。さらに、他者からのフィードバックを受け入れ、それを糧に成長していけます。

一方で、この能力がないと、自分を正しく評価できなくなってしまいます。長所や短所が分からず、できないことをやろうとしたり、本来できるのにやらなくなったりすることがあります。自分に適した仕事に気づきにくくなります。また、他者の意見を受け入れられず、視野が狭くなる危険もあります。そうなれば、伸び悩んでしまい、可能性を最大限に発揮できなくなるでしょう。

自己評価能力を身につけることで、自分を正しく認識し、着実に成長することができます。

自己管理能力を身につけるために大学ではどう取り組んでいったらいい?

大学では、自己管理能力を構成する「時間管理能力」「自己動機付け能力」「ストレス管理能力」「自己評価能力」を磨くための多くの機会があります。うまく言語化されないことも多いため、おそらく多くの学生さんが気づいてないかもしれませんが、以下に示すような機会に積極的に取り組むことが自己管理能力の育成につながっていきます。

授業

大学では講義形式の授業が多いですね。基本的に教授が話をして学生をそれを聴くということです。講義というのは、学生の聴く姿勢次第で得られるものが格段に変わってきます。授業では、自己管理のうち「時間管理能力」「自己動機付け能力」を磨くことができます

時間管理能力については、授業では、予習・復習や課題の提出期限を守る必要があります。予習をしっかりと行い、授業内容を理解しやすくすることが求められます。課題も期限ギリギリに残さず、計画的に取り組むことが大切です。その意味で、授業に取り組むことと時間管理能力は関係があるわけです。

一方、自己動機付け能力は、授業に集中し理解を深めるための自己努力が求められます。教員の話を最後まで集中して聞き、分からないことは質問する。そして、授業後に復習して知識を定着させる。このような主体的な取り組みが重要なのです。

これらの能力を身につけるには、授業に対する前向きな姿勢が不可欠です。授業内容を効率よく身につけようとすること自体が、「時間管理能力」「自己動機付け能力」を自然と養うことになります

なお、大学の授業への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。

ディスカッション

大学の授業ではディスカッションの機会が多くあります。ディスカッションが苦手な学生さんもいますが、講義を聞くよりもメンバーで話し合ってるほうがラクという方もいますよね。ディスカッションは、自己管理能力の「自己動機付け能力」「ストレス管理能力」を養う重要な機会です

自己動機付け能力については、議論に積極的に参加し、自分の意見を述べる意欲が必要不可欠です。ディスカッションでは自分の考えを主張し、他者の意見を聞くことで、新たな気づきを得られるからです。

一方、ストレス管理能力は、他者の意見を冷静に受け止め、建設的に対応する力が求められます。ディスカッションでは、自分の考えと異なる意見に出くわすことがあります。そんなときこそ、感情的にならず冷静に受け止め、相手の立場に立って考えることが大切なのです。

これらの能力を身につけるには、ディスカッションに対する前向きな姿勢が不可欠です。自分の意見を積極的に発信するだけでなく、他者の意見にも謙虚に耳を傾ける。そして、建設的な議論を通して、お互いを高め合うことが重要です

サークルなどの活動に参加している人は、そうした場でも「自己動機付け能力」「ストレス管理能力」を養うことができます。

なお、大学におけるディスカッションへの取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。

発表

大学の授業では発表(プレゼンテーションともいいますね)の機会がけっこうあります。1人で発表することもあればグループで発表することもあります。得意な学生もいれば苦手な学生もいます。発表は自己管理における「時間管理能力」「自己評価能力」を身につける機会となります

時間管理能力については、発表の準備と時間配分を適切に行う必要があります。発表資料の作成から本番の練習まで、計画的に取り組まなければなりません。また、当日は所定の時間内に発表を終えるよう、時間配分を意識しなくてはなりません。

一方、自己評価能力は、発表後に自己評価し改善点を見つけることで養われます。発表の良かった点、改善が必要な点を冷静に分析し、次に活かすことが大切です。他者からの建設的な意見も参考にしながら、自分の長所と短所を認識することが重要なのです。

これらの能力を身につけるには、質の高い発表を行えるように準備することが大切です

なお、大学での発表への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。

レポート

大学の多くの授業でレポートを作成することになります。レポートが嫌いな学生さんは多いですよね。でもね、レポートは授業の内容について深めるだけでなく、自己管理における「時間管理能力」「自己評価能力」の育成に役立ちます

時間管理能力については、期限までにレポートを完成させるための計画立案が重要となります。テーマの設定、資料収集、執筆、推敲など、一連の作業を期限に間に合うよう、スケジュール管理する必要があります。

一方、自己評価能力は、添削を受け、自分の長所と短所を認識することで養われます。教員からの添削コメントを参考に、自分の文章力の強みと弱みを冷静に分析し、次のレポートに活かすことが大切です。他者の意見を謙虚に受け入れ、成長につなげていくことが重要なのです。

なお、大学におけるレポートへの取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。

卒業論文

大学によっては卒業論文を求められるところがあります。卒業論文をやりたくないと思う学生さんも多いですよね。だけどね、卒論にしっかり取り組むことで専門性だけでなく、賞味期限のないスキルを総合的に養うことにつながるんです。自己管理に関しては、「時間管理能力」「自己動機付け能力」「ストレス管理能力」「自己評価能力」の育成に役立つわけです

まず卒論では、時間管理能力が必須となります。長期にわたる論文執筆では、計画的に作業を進めていかなければなりません。資料収集、執筆、推敲など、各工程の期限を守る必要があります。

また、自己動機付け能力が重要になります。論文完成までには多くの困難が待ち受けています。そんな時こそ、自らを奮い立たせ、意欲を持って取り組む力が求められるのです。

さらに、ストレス管理能力も欠かせません。うまく進められずストレスを抱えることも少なくありません。放っておいてもストレスは蓄積するだけなので、冷静に原因を分析し、対処できる力が必要不可欠です。

最後に、自己評価能力も大切です。指導教員からの助言を受け入れ、自分の考えを修正していきます。その際、自分が何がわかっていて何がわかっていないのかを適切に評価していかないと、改善することができないわけです。

卒業論文は、大学での学びの集大成であり、年単位で取り組む課題です。計画的に真摯に取り組むことが、自己管理能力の様々な側面を育てることになります

なお、大学における卒業論文への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。

おわりに

この記事では、自己管理能力の重要性とその構成要素について学びました。 時間管理、自己動機付け、ストレス管理、自己評価の各能力は、将来の社会生活でも大いに役立つものであり、大学生活において養っていけるものです。 授業、ディスカッション、発表、レポート、卒業論文といった大学での活動を通じて、これらの能力を積極的に磨いていくことが大切です。

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