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【漫画付き】賞味期限のないスキルが自然と身につく!大学の授業への3つの正しい取り組み方と4つの間違った取り組み方

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記事の要約

  • この記事では、賞味期限のないスキルとは何か、大学の授業でどのようにそれらが身につくのかを解説しています。
  • 賞味期限のないスキルとは、コミュニケーション能力、問題解決能力、自己管理能力、チームワーク、学習能力、情報収集能力の6つを指します。
  • 授業への3つの正しい取り組み方と4つの間違った取り組み方を理解することで、これらのスキルを効果的に身につけることができます。

はじめに

大学の授業はただ受けるだけでいいのでしょうか。授業にどのように取り組むべきか、どんなことを意識するのか、そもそも授業を通じて何が身につくのか。それらを考えたことはあるでしょうか。

この記事では、こういった疑問に答えます。大学の授業では、決して陳腐化しない「賞味期限のないスキル」が身につくのです。それは専門知識を超えた生涯役立つスキルです。そのスキルは、授業への正しい取り組み方によって身につく一方、間違った取り組み方をしていると、他者に差をつけられてしまう部分ともいえます。この記事を読んで、大学の授業にどのように取り組むべきかを明確にしましょう。

大学では賞味期限のないスキルを獲得できる

賞味期限のないスキルとは、変化する社会や技術の進化に左右されることなく、長期にわたりその価値を失わない基礎的な能力を指します。この種のスキルは、特定の業界や職種に限定されず、幅広い分野で活躍するための土台となります。多くの専門スキルが何年かで陳腐化することを考えると、賞味期限のないスキルは、やりがいをもって生きていくための不可欠な力です。

賞味期限のないスキルは、サイト等によってとりあげるものの違いがある、というよりカテゴリー化のしかたに違いがある感じかと。当サイトでは、大学の学びとの関係で、コミュニケーション能力、問題解決能力、自己管理能力、チームワーク、学習能力、情報収集能力の6つをとりあげています。で、これらはやはりずっと必要になるものです。賞味期限のないスキルという観点からみた各能力の解説は、以下の記事をご覧ください。

ここでとりあげた能力は、社会に出てからも磨いていく能力ではありますが、大学における様々な活動(授業、ディスカッション、発表、レポート、卒業論文など)を最大限活用することで早い段階で身につけることができます

この記事では、授業への取り組みと賞味期限のないスキルの関係を解説していきます。他の活動と賞味期限のないスキルの関係は、それぞれ以下のリンクをご確認ください。

大学の授業ではどんな力が身につく?

授業には様々な形式がありますが、ここでは特に講義形式の授業について考えます。授業は、授業担当教員が説明した講義内容を聴いて理解するとともに、問題意識をもって聴くことにより自ら深めていく活動です。大学の授業は、賞味期限のないスキルに含まれる様々な能力を育む重要な機会です。それぞれの能力との関係を以下に示します。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、他者と円滑に意思疎通を図り、情報や意見を効果的に伝えられるスキルのことです。社会人になると、さまざまな人々と協力して仕事を進めていくため、コミュニケーション能力は不可欠です。

授業は、コミュニケーション能力における傾聴能力を育むことになります。教授の講義を注意深く聞いて、要点、客観的・批判的に思考しながら疑問や意見をもつことが求められるからです。

コミュニケーション能力には、傾聴能力の他にも、自己表現能力、対人関係スキル、状況適応能力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

問題解決能力

問題解決能力とは、直面した問題の原因や解決策をみつけ実行することで解決を図っていくための力です。社会に出ると、様々な問題に直面することになるので、問題解決能力がないと、どうしたらいいのか分からず、立ち往生してしまうかもしれません。

授業は、問題解決能力における問題発見、原因分析を育むことになります。授業を受けることで、新しい知識を得ることができるだけでなく、授業でとりあげられているテーマに対して、どのような問題があるのか、その原因としてどのようなことが考えられるのかについて、教授がどのような視点で考えているのかを教わることができます。その視点を学ぶことで、問題発見や原因分析の力が身についていきます。

問題解決能力には、問題発見、原因分析の他にも、解決策立案、実行力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

自己管理能力

自己管理能力は、時間を管理したりタスクの優先順位を決めたりするだけでなく、ストレス管理なども行っていくための力です。社会に出ると、自分で判断し行動する機会が増えるため、自らの力で自分の仕事や感情をコントロールすることが大切です。

授業は、自己管理能力における時間管理、自己動機付けを育むことになります。ほとんどの授業は、予習・復習をすることとなっています。授業だけ受ければよいというわけではないんです。予習・復習を含めて授業内容に関する学習時間を確保しようとすると、スキマ時間などをうまく活用して自らのモチベーションを高めて取り組んでいく必要があります。そのため、時間管理や自己動機付けの力が養われることになります。

自己管理能力には、時間管理、自己動機付けの他にも、ストレス管理、自己評価があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

チームワーク

チームワークは、仕事の際に不可欠な力です。というのも、社会に出ると、一人で完結する仕事はほとんどないからです。プロジェクトを遂行する際は、必ず複数の人々と協力しながら進めていく必要があります。

授業は、チームワークにおける協調性を育むことになります。授業で教授の話を聴いて要点を理解することは、傾聴能力を養うことになります。チームワークでは、傾聴能力は不可欠であり、他者の話から要点をつかんだり、必要に応じて意見したり、共感的に聴いたりすることが協働して活動するのです。

チームワークには、協調性の他にも、コミュニケーション能力、リーダーシップ、問題解決能力があります。コミュニケーション能力と問題解決能力は、賞味期限のないスキルの6つの能力に含まれるのでここでは割愛します。チームワークを構成する各能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

学習能力

学習能力が必要とされるのは、多くの仕事が常に変化し続けているからです。新しい知識やスキルが求められ、適応できない人は取り残されてしまいます。学習能力があれば、そういった変化に柔軟に対応できます。

授業は、学習能力における自己調整学習力、メタ認知能力、探究心を育むことになります。授業における予習・復習は、自主的な取り組みです。ほとんどの授業は、予習・復習として何をするのかを指示してきていますが、実際の取り組みは自らの力で行っていきます。その意味で、自己調整学習力が必要となります。また、大学の授業は専門的であるため、自分自身が何を理解していて何を理解していないのかを客観的に把握し、それに合わせた学習が必要です。そのため、メタ認知能力が養われることになります。さらに、授業では特定の科目について網羅的に学習するとともに、専門外の授業を受ける機会も多いため、探求心を養うことにもなります。

学習能力には、自己調整学習力、メタ認知能力、探求心の他にも、批判的思考力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

情報収集能力

情報収集能力は、情報があふれる今の時代だけでなく、今後も求められる力になるでしょう。社会に出ると、常に新しい情報に取り囲まれ、それらを的確に収集・分析する力が問われるからです。

授業は、情報収集能力における情報整理・分析能力を育むことになります。授業は、教授の説明を聞きながら、的確に情報を整理し、要点や重要ポイントをつかんでいきます。そのことは、情報整理・分析能力を育むトレーニングになっています。

情報収集能力には、情報整理・分析能力の他にも、情報探索能力、情報活用能力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

大学の授業にどのように取り組んでいくべき?

大学では授業を受ける機会がかなりあります。上述したような賞味期限のないスキルを身につける機会がそれだけあるということです。ただし、賞味期限のないスキルを身につけられるかどうかは、授業への取り組み方によるところがあります。生涯使えるスキルを身につけるためにも、授業への正しい取り組み方と間違った取り組み方を把握しておきましょう。正しい授業の取り組み方をしていれば、賞味期限のないスキルが自然と身についていきます。

授業への正しい取り組み方

予習と復習を行い、理解と知識の定着を図る

予習・復習を面倒だと思う人は多いのですが、定期試験前にまとめて勉強するよりも、日ごろから短い時間の予習・復習をとりいれるほうが勉強効率は圧倒的に高いです。

授業内容の要点を把握し、補足事項をメモする

多くの授業では教科書が指定されるか資料を配布されます。それとは別にノートを作る人がいますが、教科書や資料に書かれていることをわざわざノートに書くのは意味がありません。ノートは補足事項のメモに使いましょう。特に、授業中は教授の話を聴くことをメインとし、メモしたことは授業後に復習として整理するとよいです。

「なぜ?」と問いを立てながら話を聞く

疑問をもち、その答えをみつけるように授業を受けると、授業を理解しやすくなります。また、興味をもって主体的に取り組めます。

授業への間違った取り組み方

黒板やホワイトボードの内容をただノートに書き写すだけ

教授の板書に計画性があるとは限りません。教科書や配布資料のほうがよっぽど整理されています。板書の内容を書き写して勉強した気になっても、無意味なことが多いです。

授業中に他のことをおこなったり、寝てしまうなど、授業を休憩時間のように扱う

定期試験前にけっきょく勉強しないといけないので、完全に非効率です。日頃の授業で理解したほうが確実です。

予習・復習をしないで受講する

予習・復習は実際にやってみるとその価値の高さがわかります。授業の前にざっとどんなことをやるのか確認しておくと、授業を聞いたときの理解度が半端ないのです。また、授業で聞いた内容を整理するために復習しておくと、知識の定着を図れるだけでなく、その後の授業の理解にも役立ちます。

ただ話を聞いているだけの状態

授業は、要点を分析しながら聴くものです。「何が言いたいのか?」「どうしてそうなのか?」と考えながら受講します。難しいと思うのではなく、少しずつその姿勢を取り入れていきましょう。訓練すればできます。社会にでたら当たり前にやることです。

授業を受けるのがどうしても難しいのなら・・・

「授業を理解できない」「最後まで集中できない」という場合には、以下の2つのやり方も活用してみましょう!

授業内容の理解が難しければ、生成AIトレーニングでプロジュコーシャーに!

人によっては、授業内容の理解が難しいことがあります。教授の話を聞き取りが難しかったり、教科書や配布資料の読解が難しかったり、ということも。

授業内容の理解が難しいのはなぜでしょうか? 「そもそも何が言いたいのか?」という部分、すなわち要点をつかめていない可能性があります。通常、説明文というのは、最も言いたい部分(要点)とそれを理解しやすくするための具体例や根拠があります。具体例や根拠に振り回されて、要点がつかめないのであれば、授業内容の理解は困難となります。

そこで! 生成AIを活用して「要点をとらえる」トレーニングをすることをおすすめします。以下の記事では、大学生活をうまいことやるための生成AIによるトレーニングを紹介しています。

授業に集中するのがどうしても難しい場合は・・・

授業を受けるのが難しいといっても、内容の理解が難しいのではなく、授業に集中したり注意し続けることが難しい場合があります。こうした具体的な場面ごとに、問題を小さなプロセスに分解し、そのプロセスのどこで困難が生じているのかを明確にすることが重要です。そして、明確化した困難について、何らかの対処方法を実施するということです。以下の記事にその詳細を具体例をつけて説明しています。

おわりに

この記事を読んで、大学の授業は単なる知識伝達の場ではなく、価値あるスキルを身につけるための練習の場であることを理解いただけたでしょうか。賞味期限のないスキルは、社会人として働く上で必須の能力です。これらのスキルを身につけるためには、授業への正しい取り組みが不可欠です。授業に出るだけでなく、予習・復習を行い、授業内容の要点を把握し、常に「なぜ?」と問いを立てながら授業に参加することで、これらのスキルが自然と身についていきます。大学生活を有意義に過ごすためにも、授業をただ受けるだけでなく、賞味期限のないスキルを身につけるための練習の場として活用していきましょう!

卒論のための漫画を作っています!

このブログではちょいちょい自作漫画をお示ししています。
そのほかにも、以下の卒論漫画を作成しており、多数の漫画配信サイトで販売しています。
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この漫画は卒論を学ぶことを意図した学習漫画です。
学習漫画は単なる文字+イラストではありません。感情を交えて表現するので、相手に的確に物事を伝える強力な表現方法です。
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