エアガクらぼ

【漫画付き】賞味期限のないスキルが自然と身につく!大学の発表への3つの正しい取り組み方と3つの間違った取り組み方

スポンサーリンク

【漫画】失敗を招くあるある発表方法

漫画は、感情表現なども簡単なので、文章の限界を超えて伝えられます。漫画を簡単に作成できるコミPo!は強力な表現ツールといえます!

スポンサーリンク

記事の要約

  • この記事では、賞味期限のないスキルとは何か、大学の発表でどのようにそれらが身につくのかを解説しています。
  • 賞味期限のないスキルとは、コミュニケーション能力、問題解決能力、自己管理能力、チームワーク、学習能力、情報収集能力の6つを指します。
  • 発表への3つの正しい取り組み方と3つの間違った取り組み方を理解することで、これらのスキルを効果的に身につけることができます。

はじめに

大学の発表を他人任せにしていたりしませんか。発表にどのように取り組むべきか、どんなことを意識するのか、そもそも発表を通じて何が身につくのか。それらを考えたことはあるでしょうか。

この記事では、こういった疑問に答えます。大学の発表では、決して陳腐化しない「賞味期限のないスキル」が身につくのです。それは専門知識を超えた生涯役立つスキルです。そのスキルは、発表への正しい取り組み方によって身につく一方、間違った取り組み方をしていると、他者に差をつけられてしまう部分ともいえます。この記事を読んで、大学での発表にどのように取り組むべきかを明確にしましょう。

大学では賞味期限のないスキルを獲得できる

賞味期限のないスキルとは、変化する社会や技術の進化に左右されることなく、長期にわたりその価値を失わない基礎的な能力を指します。この種のスキルは、特定の業界や職種に限定されず、幅広い分野で活躍するための土台となります。多くの専門スキルが何年かで陳腐化することを考えると、賞味期限のないスキルは、やりがいをもって生きていくための不可欠な力です。

賞味期限のないスキルは、サイト等によってとりあげるものの違いがある、というよりカテゴリー化のしかたに違いがある感じかと。当サイトでは、大学の学びとの関係で、コミュニケーション能力、問題解決能力、自己管理能力、チームワーク、学習能力、情報収集能力の6つをとりあげています。で、これらはやはりずっと必要になるものです。賞味期限のないスキルという観点からみた各能力の解説は、以下の記事をご覧ください。

ここでとりあげた能力は、社会に出てからも磨いていく能力ではありますが、大学における様々な活動(授業、ディスカッション、発表、レポート、卒業論文など)を最大限活用することで早い段階で身につけることができます

この記事では、発表への取り組みと賞味期限のないスキルの関係を解説していきます。他の活動と賞味期限のないスキルの関係は、それぞれ以下のリンクをご確認ください。

大学の発表ではどんな力が身につく?

発表は、特定のテーマについて調べた内容を聞き手に対してわかりやすく論理的に説明する活動です。個人で発表することもあれば、グループで発表することもあります。大学の発表は、賞味期限のないスキルに含まれる様々な能力を育む重要な機会です。それぞれの能力との関係を以下に示します。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、他者と円滑に意思疎通を図り、情報や意見を効果的に伝えられるスキルのことです。社会人になると、さまざまな人々と協力して仕事を進めていくため、コミュニケーション能力は不可欠です。

発表は、コミュニケーション能力における自己表現能力を育むことになります。発表では、自分の意見や主張を論理的に説明し、相手に理解してもらう必要があります。この過程で、自分の考えを整理し、適切な言葉で表現する力が養われます。

コミュニケーション能力には、自己表現能力の他にも、傾聴能力、対人関係スキル、状況適応能力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

問題解決能力

問題解決能力とは、直面した問題の原因や解決策をみつけ実行することで解決を図っていくための力です。社会に出ると、様々な問題に直面することになるので、問題解決能力がないと、どうしたらいいのか分からず、立ち往生してしまうかもしれません。

発表は、問題解決能力における解決策立案を育むことになります。発表の準備を通して、課題に対する具体的な解決策を立案する力が養われるからです。

問題解決能力には、解決策立案の他にも、問題発見、原因分析、実行力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

自己管理能力

自己管理能力は、時間を管理したりタスクの優先順位を決めたりするだけでなく、ストレス管理なども行っていくための力です。社会に出ると、自分で判断し行動する機会が増えるため、自らの力で自分の仕事や感情をコントロールすることが大切です。

発表は、自己管理能力における時間管理、自己評価を育むことになります。発表では、その準備を計画的に行うために発表当日までの時間を考える必要があるとともに、発表当日の時間配分を考えることも重要です。そのために時間管理の力が養われます。また、発表後に発表の良かった点、改善が必要な点を冷静に分析し、次の発表に活かすことも求められるし、他者からの建設的な意見も参考にしながら、自分の考えを振り返るため、自己評価の力が養われます。

自己管理能力には、時間管理、自己評価の他にも、自己動機付け、ストレス管理があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

チームワーク

チームワークは、仕事の際に不可欠な力です。というのも、社会に出ると、一人で完結する仕事はほとんどないからです。プロジェクトを遂行する際は、必ず複数の人々と協力しながら進めていく必要があります。

発表は、チームワークにおける協調性、リーダーシップを育むことになります。発表では、メンバー同士で役割分担を行い、お互いに協力し合いながら作業を進めていく必要があります。また、自分の意見や考えを明確に伝える必要があります。リーダーを担っていない場合であっても、自分の役割にかかわる内容については、メンバーの理解を求めることも重要です。こうしたことから、協調性やリーダーシップが養われます。

チームワークには、協調性、リーダーシップの他にも、コミュニケーション能力、問題解決能力があります。コミュニケーション能力と問題解決能力は、賞味期限のないスキルの6つの能力に含まれるのでここでは割愛します。チームワークを構成する各能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

学習能力

学習能力が必要とされるのは、多くの仕事が常に変化し続けているからです。新しい知識やスキルが求められ、適応できない人は取り残されてしまいます。学習能力があれば、そういった変化に柔軟に対応できます。

発表は、学習能力における自己調整学習力、メタ認知能力、批判的思考力を育むことになります。発表の準備では、課題に沿って自主的に学習する必要があります。また、発表を通して自分の理解度を客観的に把握できれば、つまずきやすいポイントに気づくなど、自分の学びを監視・制御することになります。発表の際は、自分の意見を論理的に組み立てる必要があり、根拠に基づいて考えを構築することも経験します。こうしたことから、自己調整学習力、メタ認知能力、批判的思考力が養われます。

学習能力には、自己調整学習力、メタ認知能力、批判的思考力の他にも、探求心があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

情報収集能力

情報収集能力は、情報があふれる今の時代だけでなく、今後も求められる力になるでしょう。社会に出ると、常に新しい情報に取り囲まれ、それらを的確に収集・分析する力が問われるからです。

発表は、情報収集能力における情報整理・分析能力、情報活用能力を育むことになります。発表では、テーマに関する情報を収集し、重要な点を整理・分析する必要があります。また、収集した情報を効果的に活用して、わかりやすいプレゼンテーション資料を作成する力が求められます。そのため、情報整理・分析能力、情報活用能力を養うことになります。

情報収集能力には、情報整理・分析能力、情報活用能力の他にも、情報探索能力があります。それぞれの能力の詳細とその重要性については以下の記事で説明しています。

大学の発表にどのように取り組んでいくべき?

大学では発表に取り組む機会がかなりあります。上述したような賞味期限のないスキルを身につける機会がそれだけあるということです。ただし、賞味期限のないスキルを身につけられるかどうかは、発表への取り組み方によるところがあります。生涯使えるスキルを身につけるためにも、発表への正しい取り組み方と間違った取り組み方を把握しておきましょう。正しい授業の取り組み方をしていれば、賞味期限のないスキルが自然と身についていきます。

発表への正しい取り組み方

テーマについて問題意識を持ち、収集した情報を統合し、意見や主張を論理的に思考する

テーマに関して自分なりに疑問や関心をもち、その疑問等に基づいて情報を収集し、意見や主張を明確にします。

発表後の質疑応答を通して、他者の視点から自身の主張等を見直し、ブラッシュアップする

発表してしまえば終わりという考えではなく、自身の主張等を見直して、より精緻化された考えを持てるようにしていきます。

聞き手を意識しながら、伝わる発表を心がけ、教員や友人にフィードバックを求める

自分の主張やその根拠を的確に伝えられるように、他者からの意見を参考に、発表へと改善する姿勢が重要です。また、よりよい発表となるように、どのような準備が必要なのかを把握できるようにしていきます。

発表への間違った取り組み方

発表の準備をおろそかにし、計画的な準備をしない

形式的に発表をするだけで、やっつけ仕事となっている。時間配分などを考慮せず、適切な発表とならない。

聞き手に伝えることを意識せず、発表をただ終えることだけを考える

自分の意見を相手に伝えるのではなく、スライドや資料に書いてあることをただ読むだけの発表になる。また、質疑応答に対してその場限りの回答をし、自身の考えの見直しを行わない。

グループ発表の際に自分の役割のことしか考えず、協力者への配慮を怠る

役割をまっとうすることは大事ですが、自分の役割がグループ発表のどこに位置づくのかを考えず、グループメンバーの発表もまったく意識しない姿勢は、グループ発表の意味がありません。

おわりに

この記事を読んで、大学における発表は単に人前で説明するだけの活動ではなく、価値あるスキルを身につけるための練習の場であることを理解いただけたでしょうか。賞味期限のないスキルは、社会人として働く上で必須の能力です。これらのスキルを身につけるためには、発表への正しい取り組みが不可欠です。発表の場で単に説明するというだけではなく、自分の意見を論理的に他者に時間内に説明することを理解し、そのための準備をおこなうとともに、発表時に他者からの意見をしっかり受け止め、自身の取り組みを見直すことで、これらのスキルが自然と身についていきます。大学生活を有意義に過ごすためにも、発表の準備段階から積極的に取り組み、賞味期限のないスキルを身につけられるようにしていきましょう!

卒論のための漫画を作っています!

このブログではちょいちょい自作漫画をお示ししています。
そのほかにも、以下の卒論漫画を作成しており、多数の漫画配信サイトで販売しています。
詳しくは以下で紹介しています。

この漫画は卒論を学ぶことを意図した学習漫画です。
学習漫画は単なる文字+イラストではありません。感情を交えて表現するので、相手に的確に物事を伝える強力な表現方法です。
学習漫画を作ることに興味がある人はぜひ以下の記事をご覧ください。

なお、このブログでは、コミPo!使って漫画を作成しています。頭の中にある妄想を漫画で表現したいと思ったら、手っ取り早く表現することを可能にするツールです。

マニュアルいらずでまずはやってみるで作っていけるのでおすすめです!
無料体験版もありますので、ぜひ活用してみてください!

モバイルバージョンを終了