【漫画】チームワークとは??
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記事の要約
- 社会で活躍するためにチームワークの力は不可欠である。
- チームワークにはコミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、問題解決能力が含まれる。
- 大学の授業やディスカッション、発表、レポート、卒業論文を通じてチームワークのスキルを磨くことができる。
はじめに
なぜ大学生活を通じてチームワークの能力を身につけることが、将来社会で活躍する上で重要なのでしょうか? どのようなスキルがチームワークには必要とされ、それらはどのようにして身につけることができるのでしょうか? この記事では、チームワークの重要性やその構成要素、そして大学生がこれらのスキルをどのようにして磨くことができるかについて解説します。
チームワークってどうして必要なの?
チームワークの能力はなぜ重要なのでしょうか?
社会に出ると、一人で完結する仕事はほとんどありません。プロジェクトを遂行する際は、必ず複数の人々と協力しながら進めていく必要があります。しかし、チームワークの力がないと、うまくいかないことが多いのです。
例えば、自分の意見しか言えない人がいれば、議論が一方的になり、良い案が出にくくなります。逆に、他人の意見を全く聞かない人がいれば、チームの方向性が定まらず、混乱が生じるでしょう。さらに、リーダーシップがない場合、誰も主導権を取れず、行き詰まってしまうかもしれません。このように、チームワークの力がないと、社会で活躍するのは難しくなります。だからこそ、大学生のうちからその能力を身につけておくことが大切なのです。
チームワークは、「賞味期限のないスキル」のひとつです。「賞味期限のないスキル」とは、技術や社会の変化に左右されず、長期間価値を持ち続ける基礎的な能力であって、技術が発展にしていって価値のある仕事や収入を得やすい仕事が変化していったとしても、チームワークの必要性は変化しないということです。なお、賞味期限のないスキルをなぜ身につけていかなければならないか、どのようなスキルが含まれるのかについては、以下で説明しています。
では、チームワークとはそもそもどのようなスキルから構成されるのでしょうか、また、それらのスキルはどのように身につけることができるのでしょうか。
チームワークにはどんな力が含まれる?
チームワークといっても様々な分類が考えられます。 賞味期限のないスキルという観点から、生涯役立つスキルとしての視点に立つとともに、大学等での取り組みと関連づける意味で、以下のように分類しています。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは、他者と円滑に意思疎通を図り、情報や意見を効果的に伝えられるスキルのことです。社会人になると、上司や同僚、取引先など、さまざまな人々と協力して仕事を進めていく必要があります。しかし、コミュニケーション能力がないと、自分の意見が伝わらず、仕事上のトラブルにもつながりかねません。
「賞味期限のないスキル」としてのコミュニケーション能力の詳細や、それをどのように身につけるのかを以下の記事で説明しています。
協調性
協調性とは、他者の意見を尊重し受け入れる柔軟性と、共通の目標に向けて協力する姿勢のことを指します。この能力は、チームワークを発揮する上で欠かせない要素です。
チームで作業を行う際、メンバーそれぞれが異なる意見や価値観を持っています。そこで協調性が重要になってきます。他者の意見に耳を傾け、理解を深めることで、より良い案が生まれる可能性が高まります。さらに、お互いを尊重し合えば、チームの雰囲気も良好になり、生産性が上がるでしょう。
一方で、共通の目標に向かって協力することも大切です。チームの中で自分の役割を全うし、お互いに助け合うことで、より効率的に作業を進められます。協調性があれば、スムーズにチームを機能させることができるわけです。
リーダーシップ
リーダーシップとは、方向性を示しチームを統率する能力のことです。また、適切な役割分担と調整力も含まれます。このリーダーシップは、チームワークを発揮する上で欠かせない重要な要素なのです。
チームで作業を行う際、目標に向かって進む道筋を誰かが示さなければなりません。そこでリーダーシップが活躍するのです。リーダーがビジョンを明確に示し、メンバーに方向性を伝えることで、チーム全体が同じ目標に向かって突き進むことができます。
さらに、リーダーシップには適切な役割分担と調整力も求められます。メンバーそれぞれの長所を生かし、役割を適切に割り振ることで、チームの力を最大限に発揮できます。また、進捗状況を常に把握し、必要に応じて調整を行うことも重要な役割です。
問題解決能力
問題解決能力とは、直面した問題に的確に対処する能力です。社会においては、ひとりで問題解決を図る場面もあれば、仲間と協働してして問題解決を図る場面もあります。その意味で、チームワークを発揮するためには、問題解決能力が必要となります。
「賞味期限のないスキル」としての問題解決能力の詳細や、それをどのように身につけるのかを以下の記事で説明しています。
チームワークを身につけるために大学ではどう取り組んでいったらいい?
大学では、チームワークを構成する「コミュニケーション能力」「協調性」「リーダーシップ」「問題解決能力」を磨くための多くの機会があります。うまく言語化されないことも多いため、おそらく多くの学生さんが気づいてないかもしれませんが、以下に示すような機会に積極的に取り組むことがチームワークの育成につながっていきます。
なお、「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」が大学のどのような活動と関連するのかについては、以下の記事をで説明していますので、ここでは「協調性」と「リーダーシップ」についてとりあげます。
授業
大学では講義形式の授業が多いですね。基本的に教授が話をして学生をそれを聴くということです。講義というのは、学生の聴く姿勢次第で得られるものが格段に変わってきます。授業では、チームワークのうち「協調性」を磨くことができます。
授業で教授の話を聴いて要点を理解することは、傾聴能力を養うことになります。チームワークでは、傾聴能力は不可欠であり、他者の話から要点をつかんだり、必要に応じて意見したり、共感的に聴いたりすることが協働して活動するために重要となります。
その意味で、授業で教授の話をよく聴いて要点をおさえる、疑問をもつように取り組むことは、「協調性」をはぐくむことになります。
なお、大学の授業への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。
ディスカッション
大学の授業ではディスカッションの機会が多くあります。ディスカッションが苦手な学生さんもいますが、講義を聞くよりもメンバーで話し合ってるほうがラクという方もいますよね。ディスカッションは、チームワークの「協調性」「リーダーシップ」を養う重要な機会です。
ディスカッションでは、自分の意見を述べるだけでなく、他者の意見にも耳を傾ける必要があります。相手の考えを理解し尊重することで、お互いに高め合える関係が生まれます。このように、他者と協調しながら建設的な議論を重ねることで、「協調性」が自然と身につくのです。
一方で、ディスカッションではリーダーシップも発揮できます。自分の意見を明確に主張し、議論の方向性を示すことで、リーダーシップを発揮することができるのです。さらに、話し合いをうまく進行させるためのファシリテーション力も養われます。
では、「協調性」と「リーダーシップ」を身につけるには、どのような姿勢でディスカッションに取り組めばよいでしょうか? まずは相手の意見を謙虚に聴く姿勢が大切です。そして自分の意見も分かりやすく、建設的に伝えることが重要になります。
なお、大学におけるディスカッションへの取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。
発表
大学の授業では発表(プレゼンテーションともいいますね)の機会がけっこうあります。1人で発表することもあればグループで発表することもあります。得意な学生もいれば苦手な学生もいます。発表はチームワークにおける「協調性」「リーダーシップ」を身につける機会となります。
発表では、自分の意見や考えを明確に伝える必要があります。聞き手を引っ張っていく力、つまりリーダーシップが問われるのです。発表の準備段階から、テーマ設定、資料作成、発表の構成など、自ら主体的に取り組む姿勢が重要になります。
一方で、グループ発表の場合は「協調性」も養われます。メンバー同士で役割分担を行い、お互いに協力し合いながら作業を進めていく必要があります。このように、他者と上手く調整しながら一つの目標に向かう経験から、「協調性」が自然と身につくのです。
では、「協調性」と「リーダーシップ」を身につけるには、どのような姿勢で発表に取り組めばよいでしょうか? まずは、グループ発表の際は、自分の役割を全うするとともに、他者の意見も尊重する姿勢が大切です。個人発表の際は、聞き手を意識しながら、わかりやすく伝える発表ができるよう心がけます。
なお、大学での発表への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。
レポート
大学の多くの授業でレポートを作成することになります。レポートが嫌いな学生さんは多いですよね。でもね、レポートは授業の内容について深めるだけでなく、チームワークにおける「リーダーシップ」の育成に役立ちます。なぜでしょうか?
レポート作成では、自ら課題を設定し、解決に向けて主体的に取り組む姿勢が求められます。この過程で、リーダーが問題に対して最も主体的に取り組む力が養われるのです。さらに、考えをまとめ、論理的に伝える力も身につきます。リーダーは自らの考えをチームに的確に伝える必要があるからです。
では、「リーダーシップ」を身につけるためには、どのような姿勢でレポートに取り組めばよいでしょうか? まずは課題の本質を捉え、解決に向けた具体的な計画を立てることが大切です。その上で、着実に作業を進め、完成に向けて調整する力が問われます。主体的にレポートに取り組むことで、社会に出てから活躍するための力が身につくわけです。
レポート作成は一人で完結する作業ですが、そこで鍛えられるのは、まさにリーダーシップで必要とされる力なのです。
なお、大学におけるレポートへの取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。
卒業論文
大学によっては卒業論文を求められるところがあります。卒業論文をやりたくないと思う学生さんも多いですよね。だけどね、卒論にしっかり取り組むことで専門性だけでなく、賞味期限のないスキルを総合的に養うことにつながるんです。チームワークに関しては、「協調性」「リーダーシップ」の育成に役立つわけです。
卒業論文では、レポートと同様に、自ら課題を設定し解決に向けて主体的に取り組む必要があります。この過程で、リーダーが問題に対して最も主体的に取り組む力が養われるのです。 さらに、考えをまとめ、論理的に伝える力も身につきます。リーダーは自らの考えを的確に伝える必要があるので、そのための力を養うことになります。
一方で、卒論は他者との議論を通して磨かれていきます。指導教員や仲間と建設的に議論を重ねることで、新たな視点が生まれ、より深い考察ができるようになります。このように、他者と協調しながら作業を進めることで、「協調性」も自然と身につくのです。
では、「協調性」と「リーダーシップ」を身につけるためには、どのような姿勢で卒論に取り組めばよいでしょうか? まずは自らの考えを明確にまとめ、他者に分かりやすく伝える努力が大切です。同時に、他者の意見にも謙虚に耳を傾け、建設的な議論を重ねることが重要になります。
なお、大学における卒業論文への取り組みによって、どのような力が身につくのかについては以下の記事で解説しています。
おわりに
この記事では、チームワークの重要性とその構成要素について解説しました。また、大学生活がチームワークの能力を磨くための絶好の機会であることも伝えました。 授業、ディスカッション、発表、レポート作成など、日常的に行われる活動を通じて、自然とチームワークのスキルが身につきます。こ のスキルは、将来どんな職業に就くにせよ、価値のある「賞味期限のないスキル」です。学業にしっかり取り組むことで、社会に出たときに活躍するための基盤を築きましょう。
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