大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【漫画】集中力がないのは俺のせいじゃない
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記事の要約
- 大学生の集中力・持続力の困難さを小さなプロセスに分解し、具体的な問題点を特定すること
- 「長時間の講義に集中できない」「課題に取り組む際に集中が途切れやすい」「読書や資料の精読に時間がかかる」という3つの問題を例としてとりあげる
- 各問題に対し、アプリやツールを活用した実践的かつ効果的な対策方法を詳細に説明
はじめに
大学生活では、日常の様々な側面で自己管理が求められます。それにより、スケジュール管理や生活リズムの管理がおろそかになって、授業や課題のときにうまく集中し続けることができなくなるといった経験はありませんか? 多くの人が経験することではないでしょうか。
本記事では、多くの大学生が抱える集中力・持続力の問題に焦点を当て、具体的な解決策を提案します。特に注目すべきは、大きな問題を小さなプロセスに分解し、それぞれに対して実践的な対策を立てるアプローチです。
なぜ集中力・持続力に苦戦するのか?
大学生活は、授業の選択や学習時間の配分など、学生自身が決定する機会が増えます。この環境の変化が、集中力や持続力の問題を引き起こす一因となっています。なお、発達障害などの特性によって、そうした問題が起こっている場合もありますが、こうした問題は、特製の有無に限らず多くの大学生にみられます。
こうしたことを含め、大学生が集中力・持続力に苦戦するのは、以下のような要因が挙げられます。
- 生活リズムの乱れ(不規則な睡眠パターンや食事時間)
- スマートフォンなどのデジタル機器による頻繁な注意の分散
- 明確な目標や学習計画の欠如
- 長時間の座学による身体的・精神的疲労
- アルバイトやサークル活動などによる時間の制約
- etc
実際には、これらの要因が個々に働くのではなく、複数の要因が重なって、大学生を苦しめることになります。
集中力・持続力の問題を細分化する重要性
大きな問題に圧倒されないためには、それを小さな部分に分解することが効果的です。なぜなら、小さな部分に分解することで、問題が具体化され、自身の本来の弱点が可視化されるからです。
例えば、集中力・持続力の問題がある場合、次のような困難が生じます。
- 長時間の講義に集中できない
- 課題に取り組む際に集中が途切れやすい
- 読書や資料の精読に時間がかかる
大学生がよく直面する問題ですが、これらを改善しようと思っても、どうしたら良いかわからなくなってしまいますね。上述したように、もっと問題を小さな部分に分解し、本当に弱点となっている部分がどこなのかを可視化することが大切です。
また、解決する場合には、「努力する」「ガンバル」のではなく、取り組みやすい方法やアプリなどのツールを活用することが大切です。つまり、苦手部分を補うための代替手段をみつける、ことがポイントです。
以下では、これらの問題に対する具体的な解決策(つまり、代替手段になるもの)を見ていきましょう。
集中力・持続力に関わる問題別の解決策
① 長時間の講義に集中できない
講義が長時間になると集中できなくなってくるということはありませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 講義開始時は集中できるが、時間が経つにつれて集中力が低下する
- 講義内容が難しくなると、理解が追いつかず集中力が途切れる
- 周囲の環境(騒音、温度など)に影響されて集中力が乱される
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.講義開始時は集中できるが、時間が経つにつれて集中力が低下する | 適度な時間(例えば、5-10分おき)で短い休憩を入れる。休憩のしかたとして、姿勢を変える、深呼吸をする、目を閉じて数秒リラックスするなど、先生に気づかれにくい小さな動作で気分転換する。 |
2.講義内容が難しくなると、理解が追いつかず集中力が途切れる | 能動的に授業を受ける。例えば、コーネル・ノート術のようなとり方をする(ノートをキーワード、詳細、サマリーという3つのセクションにわける)、図や表を描いて情報を視覚化する、質問を考えながら授業を受けるなど。 |
3.周囲の環境(騒音、温度など)に影響されて集中力が乱される | ノイズキャンセリングイヤホンの使用:周囲の雑音をカットし、集中しやすい環境を作る。オンオフが簡単なので、講義中でも使いやすい。 |
② 課題に取り組む際に集中が途切れやすい
やる気をもって課題に取り組んでいたのにすぐに集中できなくなってしまうということはありませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 課題の全体像を把握できず、どこから手をつけていいか分からなくなる
- SNSやスマートフォンの通知に気を取られる
- 長時間同じ課題に取り組むことで飽きてしまう
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.課題の全体像を把握できず、どこから手をつけていいか分からなくなる | マインドマップを作成して課題の全体像を視覚化する。無料のオンラインツールを使えば、簡単に作成・編集できる。 |
2.SNSやスマートフォンの通知に気を取られる | アプリを活用して集中モードに入りやすくする。Forest等のアプリを使用し、スマートフォンの使用を制限。ゲーム感覚で取り組めるので継続しやすい。 |
3.長時間同じ課題に取り組むことで飽きてしまう | タスク・ローテーションによって、飽きずに効率よく課題をこなす。複数の課題を30分ごとにローテーションで取り組む。スマートフォンのアラーム機能で時間管理が簡単にできる。 |
③ 読書や資料の精読に時間がかかる
専門書や資料を読もうと思っても相当に時間がかかってしまうということはありませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 読むスピードが遅く、全体を把握するのに時間がかかる
- 重要な情報と不要な情報の区別がつかず、すべてを同じように読もうとする
- 読んだ内容を理解・記憶することが難しい
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.読むスピードが遅く、全体を把握するのに時間がかかる | スキミング技術を活用して、目次、見出し、最初と最後の段落を中心に読む。短時間で全体像を把握でき、必要な部分に集中できる。 |
2.重要な情報と不要な情報の区別がつかず、すべてを同じように読もうとする | ハイライト機能を使用する。電子書籍やPDFリーダーのハイライト機能を使用することで、視覚的に重要箇所が分かり、復習も容易になる。 |
3.読んだ内容を理解・記憶することが難しい | 音声読み上げ機能を利用する。テキスト読み上げアプリを使用し、聴覚からも情報を入力する。目で追いながら聞くことで、理解と記憶の定着が促進される。 |
まとめ
集中力・持続力の改善は、一朝一夕には実現しません。しかし、問題を小さなプロセスに分解し、それぞれに対して具体的な解決策を実践することで、徐々に改善していくことができます。
ここで紹介した方法を、自分の困難の内容に合わせて少しずつ取り入れてみてください。最初は小さな変化かもしれませんが、継続することで大きな成果につながります。
わかっていても、なかなか取り組めないということであれば、以下の「行動のヒント」を参考にしましょう!
- まずは1つのテクニックから始めてみましょう。例えば、時間を決めて集中するテクニックはいかがでしょうか。やってみると案外効果的です。
- 1週間試してみて、うまくいった点、難しかった点をノートに記録しましょう。
- 友達と一緒に取り組んでみるのも良いアイデアです。お互いの進捗を確認し合うことで、モチベーションが維持できます。
- 継続は力なり。小さな成功体験を積み重ねていけば、必ず大きな変化が訪れます。がんばりましょう!
集中力・持続力のスキルを磨くことは、大学生活を充実させるだけでなく、将来的なキャリアにも大きく役立つはずです。
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