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【笑える漫画付き】大卒vs高卒vs大学中退による高卒の違いは?選択肢とその未来への影響を考える

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大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

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【漫画】単位とれねーし、卒論進まねーし、大学中退して起業するわ!

同ゼミのタイダ君が大学を辞めると言い出しました。どうしたのでしょう?

思惑通りにいかなかったタイダ君。ちなみに「大学を辞める」とか言い出した理由は、こちら⇓⇓⇓

漫画は、感情表現なども簡単なので、文章の限界を超えて伝えられます。漫画を簡単に作成できるコミPo!は強力な表現ツールといえます!

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はじめに

大卒と高卒は様々な面で違いが現れます。
例えば、ラッコキーワードで「大卒 高卒」を調べてみると、「(話が)合わない」「頭の良さ」「年収」「賃金」「給料」などが一緒に検索キーワードとして使用されてることがわかります。

ここでは、主に「仕事」「賃金」という点で大卒や高卒、大学中退による高卒について考えていきます。

とはいえ、他のブログ等でも十分に語られていることでもあるため、他で述べられていることは簡単に流しつつ、私なりの考えを述べます。

言いたいことは、大卒でも高卒でも大学中退による高卒でも、先を見据えて行動することが大事という話です。

大卒vs高卒!高卒の就職状況は?

大卒に比べ、高卒の就職状況はどうなのか。
当然、大卒を条件としている仕事には応募できませんので、高卒は就職できる範囲が狭まり不利とはいえるでしょう。
しかし、高卒は就職がないというわけではないようです。厚生労働省「令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和4年7月末現在)」を引用します。

【高校新卒者】(第1表)
 ○ 求人数   約40万1千人で、前年同期比16.2%の増
 ○ 求職者数  約13万3千人で、同8.0%の減
 ○ 求人倍率  3.01倍で、同0.63ポイントの上昇

【中学新卒者】(第2表)
 ○ 求人数   649人で、前年同期比10.5%の減
 ○ 求職者数  727人で、同6.3%の減
 ○ 求人倍率  0.89倍で、同0.04ポイントの低下

令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和4年7月末現在)

ハローワーク求人では、高卒新卒者の求人倍率が約3.01倍となっており、就職先は十分にあると考えられます。選ばなければという話かもしれませんが。

就職先の種類としては、高卒は、ブルーカラーといわれる主に肉体労働の仕事が多いとされているようです。ホワイトカラーといわれる頭脳労働の場合、大卒を条件としているのかもしれません。どのような仕事に就きたいかで、大学に行くべきかどうかを考えるのも手かもしれません。

賃金的にみるとどうなのかというと、厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」の学歴別にみた賃金によると、高卒は273.8 千円、大卒は362.8 千円となります。単純に12倍して年収換算すると、高卒が3,285.6千円(約329万円)、大卒が4,353.6千円(約435万円)であり、大卒のほうが100万円程度高いということになります。

一方、高卒の場合、大卒に比べて、早く社会に出られる、大学の学費がかからないといったメリットがあげられています。しかし、これって、大学中退によって高卒学歴になった場合、メリットとしては弱いかもしれません。

なお、学歴収益率という指標を使った研究では、高卒よりも大卒の収益率がかなり高いとされています。つまり、かけてきた教育費に比べると、大学卒業後はけっこうな収益が見込めるという話であり、大学の学費でかかった分のお金は大卒だと十分取り戻せる可能性も高いわけです。

いずれにしても、平均的には、大卒が高卒よりも有利ということにはなります。
しかし、平均的な話であって、大学で何をどれだけ学び身につけてきたかによって、同じ大卒でも賃金などは明確に違ってきます。

だらだらと過ごして何も身につけることなく大学を卒業した人と、大学卒業後を意識して在学中に様々な行動を起こした人とでは、就ける仕事も賃金も変わってくるわけです。様々な行動というのは、例えば、公務員試験をどうするとか、インターンシップをどうするとか、大学院でどこにいくとかを意識した行動のことです。

高卒とはどう違う?大学中退による高卒

同じ高卒でも、高校卒業後すぐに働く場合と、大学を中退して高卒になる場合では異なります。
上述したように、高校卒業後すぐに働く場合は、大卒に比べ早く社会に出られる、大学の学費がかからないというメリットがありますが、大学を中退する場合は、中退時期にもよりますが、そういったメリットはうすれます。

何か具体的な目標があってすぐに行動に移さなければならないとか、大学を卒業する前に目標を達成できてしまった(在学中に取ろうと思っていた資格がとれた)などの前向きな理由がある場合は、中退も良い選択肢になり得ます

しかし、大学生をみていると、大学に行く意味を感じられなくなったとか、大学で嫌なことがある(人間関係など)、単位がとれなくて卒業できそうにないなど、ネガティブな理由によるケースもあります。

たしかに、退学によって立て直しを図ったほうが良い場合もありますが、単位がとれないなどの理由の場合、間に合うのなら単位をとれるように行動することから考えたほうが良いのではないかと思います。

なぜなら、大学に通っていた時間とお金がほぼほぼ無駄になり、就職の際も、何のために大学に通ったのかを説明できないからです。自分の人生について他者に説明できないというのは、就職に限らず、人間関係を作ったり人脈を作ったりする際にけっこう大きなデメリットになります。

起業するなら大卒・高卒は関係ないんじゃね?

上記の漫画にあるとおりです。

確かに、起業の場合、大卒か高卒かは関係ありません。
しかし、「大学がうまくいかないから、中退して起業する」というのは、きっと止めたほうがいいです。

起業に限らない話ですが、「大学がうまくいかないから、あっちの世界で頑張るぞ」という姿勢は、なかなか通用するものではないです。その「あっち」が何かにもよるとは思いますが、普通、別分野の仕事でうまくやれる人というのは、大学卒業も問題なくクリアできる人ではないかと思ってしまうわけです。

やろうと思えば大学卒業を目指せるけど、「今の大学ではこの分野の勉強ができないから、あっちの大学あるいは専門学校に通う」とか、「自分の目標としていた話が目の前にきてしまったから、その目標に向けて進路変更する」という姿勢で進路の切り替えを考えていくものだと思います。

現実的でない行動は、むやみにとらないほうがいい。
当たり前の話です。

おわりに

大卒、高卒、大学中退による高卒など、いろいろな選択肢があります。実際、大卒は高卒よりも、平均的には有利なんだと思います。
しかし、同じ大卒であっても、しっかり目標をもって過ごした人とそうでない人では、平均よりも上に行くのか下に行くのかが変わってきます。
その意味では、高卒でも、大学中退による高卒でも、同じことが言えるかもしれないと思うわけです。

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なお、このブログでは、コミPo!使って漫画を作成しています。頭の中にある妄想を漫画で表現したいと思ったら、手っ取り早く表現することを可能にするツールです。

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