大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
がんばったのにどうして不可なんですか!?
大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
この記事の内容
「自信があったのに不可だった!」っていう経験はありませんか? 思いのほか悪い成績だった、それどころか単位がとれなかった、という場合、どうしたら良いでしょうか。すぐさま諦めて「来年がんばろう!」とするのか、「異議申し立て」をするのかという話です。
不可になってしまった場合
必ずしもとらなくても良い科目であれば、不可でも良いかもしれません。しかし、卒業等の必修科目ということになると、次年度履修して単位をとらなければなりません。
科目によっては、通常履修すべき学年が決まっている場合があります。そのような科目で不可になってしまうと、次年度に1つ下の学年の方たちと一緒に授業を受けることになります。例えば、2年生でとるべき科目を落としてしまうと、3年生で1つ下の学年の人たちと一緒に授業を受けるわけです。知らない人たちと一緒に授業を受けるのがツラくなって、だんだん出席しなくなり、また単位を落とす、という悪循環になることもあります。
できる限り、本来単位をとるべき学年でとった方が良いわけです。
自信のある科目で不可になってしまった!
十分に出席をして課題や試験なども問題なくこなした授業については、単位がとれているはずと思ったりますよね。そのような状態であれば普通はとれているはずです。それにもかかわらず4コマ漫画のように不可評価であった、ということがないわけではありません。 4コマ漫画では単純に先生がミスをしていたわけですが・・・。その場合は、成績の異議申し立てを検討しましょう。
成績異議申し立て
自信がある科目で不可になってしまったらどうすると良いでしょうか。それも、必修科目とかでいずれは単位をとらなければいけない科目だったら・・・。
学生さんに認められている権利として、成績の異議申し立てがあります。成績についておかしいと思ったら、学生から先生に問い合わせをすることができる手続きです。
そんなことをして大丈夫だろうか、と思うかもしれません。大丈夫どころか学生さんの権利です。何の問題もありません。異議申し立てをする方法は大学によって異なるかもしれませんが、おそらく事務にそのことを説明し、書類などに記載することで事務から先生に伝えていただくという感じかなと思います。学生さんが、先生に直接問い合わせるのは気まずいでしょうから。 明らかにおかしな成績である場合、以下のような観点からも、異議申し立てをすることは大切です。
- 単位が取れる可能性がある。というより本来、単位がとれるはずのものだったわけなので、そのように直されなければならないです。
- 先生だって人間なのでミスをすることがある。細心の注意は必要だが、大学にはたくさんの先生がいて、すべての先生が完璧ということはありえない。
- 先生側からすると、自分のミスであっても、学生さんからの指摘がなければ誤りに気づくことができない。
なお、不可だった成績が必ず見直してもらえるかというと、そうとは限りません。先生だって、不可にする場合は、細心の注意を払っているはずです。本来はそれなりに不可にする理由があります。出席していない、課題を出していない、試験がほとんどできていない、などであれば、不可となる十分な根拠があると思われます。特に、授業は全出席が基本です。ギリギリの回数まで休もうとする学生さんは、不可評価になっても文句は言えません。その理由は、【マンガ】自称プロ大学生「15回ある授業は10回だけ出席すればいいのさっ!」をみてみると良いでしょう。そのような学生さんは、異議申し立てではなく、自分自身の行動を見直しましょう。
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