大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【漫画】優先すべきタスクは…
漫画は、感情表現なども簡単なので、文章の限界を超えて伝えられます。漫画を簡単に作成できるコミPo!は強力な表現ツールといえます!
記事の要約
- 大学生のタスク管理の困難さを小さなプロセスに分解し、具体的な問題点を特定すること
- 「複数の課題がある場合に優先順位をつけられない」「レポートや課題の着手が遅れ、提出直前に慌てる」「課題を細分化して計画的に進めることができない」という3つの問題を例としてとりあげる
- 各問題に対し、アプリやツールを活用した実践的かつ効果的な対策方法を詳細に説明
はじめに
大学生活は自由な時間が多い反面、自己管理の難しさも伴います。授業、レポート、サークル活動、アルバイト…やるべきことが山積みになって、どうすればいいか分からなくなったことはありませんか? 普通はありますよね。よっぽど自己管理ができる人でないかぎり。
なお、自己管理能力とは、どのような能力なのか、どうやって身につけるのかについては以下の記事で説明しています。
本記事では、多くの大学生が抱えるタスク管理の問題に焦点を当て、具体的な解決策を提案します。特に注目すべきは、大きな問題を小さなプロセスに分解し、それぞれに対して実践的な対策を立てるアプローチです。
なぜタスク管理に苦戦するのか?
大学生活では、高校時代と比べて自己管理の責任が格段に増します。つまり、自分のことは自分でやるというスタイルの生活になります。それをとおして社会人になる準備をするとも考えられます。
こうしたことを含め、大学生がタスク管理に苦戦するのは、以下のような要因が挙げられます。
- 自由度の高い時間割
- 長期的な課題の増加
- 多様な活動(サークル、アルバイトなど)の両立
- 自己管理スキルの未熟さ
- etc
実際には、これらの要因が個々に働くのではなく、複数の要因が重なって、大学生を苦しめることになります。
タスク管理の問題を細分化する重要性
大きな問題に圧倒されないためには、それを小さな部分に分解することが効果的です。なぜなら、小さな部分に分解することで、問題が具体化され、自身の本来の弱点が可視化されるからです。
例えば、タスク管理の問題がある場合、次のような困難が生じます。
- 複数の課題がある場合に優先順位をつけられない
- レポートや課題の着手が遅れ、提出直前に慌てる
- 課題を細分化して計画的に進めることができない
大学生がよく直面する問題ですが、これらを改善しようと思っても、どうしたら良いかわからなくなってしまいますね。上述したように、もっと問題を小さな部分に分解し、本当に弱点となっている部分がどこなのかを可視化することが大切です。
また、解決する場合には、「努力する」「ガンバル」のではなく、取り組みやすい方法やアプリなどのツールを活用することが大切です。つまり、苦手部分を補うための代替手段をみつける、ことがポイントです。
以下では、これらの問題に対する具体的な解決策(つまり、代替手段になるもの)を見ていきましょう。
タスク管理における問題別の解決策
① 複数の課題がある場合に優先順位をつけられない
複数の課題がある場合、どれから手をつければいいのか迷ってしまうことはありませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 複数の課題を把握できていない
- 課題の重要度を判断できない
- 課題の緊急度を判断できない
- 重要度と緊急度を組み合わせて優先順位をつけられない
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.複数の課題を把握できていない | タスク管理アプリを活用する。すべての課題を一覧化し、常に最新の状態を保ちましょう。スマートフォンで簡単に入力・確認できるアプリを選ぶと便利です。 |
2.課題の重要度を判断できない | 重要度の数値化を行う。各課題の成績への影響度や将来的な重要性を5段階で評価します。数値化することで、客観的な判断が容易になります。 |
3.課題の緊急度を判断できない | 締め切り管理ツールを使用する。残り日数を自動計算する機能を持つアプリを使えば、視覚的に緊急度が分かりやすくなります。 |
4.重要度と緊急度を組み合わせて優先順位をつけられない | 優先順位付けマトリックスを使う。重要度と緊急度のマトリックスを用いて、自動的に優先順位を割り当てる機能を持つアプリを使いましょう。複雑な判断が簡略化できます。 |
② レポートや課題の着手が遅れ、提出直前に慌てる
提出直前に慌てて課題に取り組むことはありませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 課題の存在を忘れてしまう
- 課題の量や難しさを過小評価する
- 着手のタイミングを逃す
- 先延ばしの習慣がついている
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.課題の存在を忘れてしまう | スマートフォンのカレンダーを活用する。課題の締め切りを登録し、リマインダーを設定しましょう。通知機能により忘れることを防げます。 |
2.課題の量や難しさを過小評価する | 所要時間を記録する。課題ごとに予想所要時間を記録し、実際にかかった時間と比較する習慣をつけましょう。データの蓄積により、より正確な見積もりができるようになります。 |
3.着手のタイミングを逃す | 「5分ルール」を実践する。課題を受け取ったらすぐに5分だけ取り組みます。心理的なハードルを下げ、着手を容易にする効果があります。 |
4.先延ばしの習慣がついている | ポモドーロ・テクニックを導入する。25分の作業と5分の休憩を繰り返すテクニックです。短時間の集中作業を重ねることで、先延ばし習慣を克服できます。 |
③ 課題を細分化して計画的に進めることができない
大きな課題を小さな部分に分けて進めることが難しいと感じていませんか? この問題は以下のプロセスに分解できます。
問題のプロセス:
- 課題全体の把握ができていない
- 課題を適切な大きさに分割できない
- 分割したタスクの順序を決められない
- 細分化したタスクの進捗管理ができない
それぞれのプロセスに対する効果的な解決策(代替手段になるもの)を見ていきましょう。
問題のプロセス | 解決策(代替手段など) |
---|---|
1.課題全体の把握ができていない | マインドマップツールを使う。課題の全体像を可視化しましょう。視覚的に整理することで、課題の構造を理解しやすくなります。 |
2.課題を適切な大きさに分割できない | 課題分割シートを活用する。テンプレート化された課題分割シートを使用します。過去の経験を基に作成されたテンプレートを利用することで、適切な分割が容易になります。 |
3.分割したタスクの順序を決められない | カンバンボードアプリを導入する。「To Do」「Doing」「Done」の3列に分けてタスクを管理します。タスクの進行状況が一目で分かり、次に何をすべきかが明確になります。 |
4.細分化したタスクの進捗管理ができない | ガントチャートを活用する。細分化したタスクのスケジュールと進捗を視覚化します。全体の進捗状況が把握しやすくなり、遅れているタスクにも気づきやすくなります。 |
まとめ
タスク管理の改善は、一朝一夕には実現しません。しかし、問題を小さなプロセスに分解し、それぞれに対して具体的な解決策を実践することで、徐々に改善していくことができます。
ここで紹介した方法を、自分の困難の内容に合わせて少しずつ取り入れてみてください。最初は小さな変化かもしれませんが、継続することで大きな成果につながります。
わかっていても、なかなか取り組めないということであれば、以下の「行動のヒント」を参考にしましょう!
- まずは1つのテクニックから始めてみましょう。例えば、タスク管理アプリを導入してみるのはいかがでしょうか。
- 1週間試してみて、うまくいった点、難しかった点をノートに記録しましょう。
- 友達と一緒に取り組んでみるのも良いアイデアです。お互いの進捗を確認し合うことで、モチベーションが維持できます。
- 継続は力なり。小さな成功体験を積み重ねていけば、必ず大きな変化が訪れます。がんばりましょう!
タスク管理のスキルを磨くことは、大学生活を充実させるだけでなく、将来的なキャリアにも大きく役立つはずです。
卒論のための漫画を作っています!
このブログではちょいちょい自作漫画をお示ししています。
そのほかにも、以下の卒論漫画を作成しており、多数の漫画配信サイトで販売しています。
詳しくは以下で紹介しています。
この漫画は卒論を学ぶことを意図した学習漫画です。
学習漫画は単なる文字+イラストではありません。感情を交えて表現するので、相手に的確に物事を伝える強力な表現方法です。
学習漫画を作ることに興味がある人はぜひ以下の記事をご覧ください。
なお、このブログでは、コミPo!使って漫画を作成しています。頭の中にある妄想を漫画で表現したいと思ったら、手っ取り早く表現することを可能にするツールです。
マニュアルいらずでまずはやってみるで作っていけるのでおすすめです!
無料体験版もありますので、ぜひ活用してみてください!
コメント