大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】コピペの達人
コピペレポート
大学ではレポート課題を課されることがよくあります。複数のレポート課題の提出期限ががほぼ同時期になることもあるわけですが、学生さんにしてみればキツイですよね。
そうしたときに、ネット上の情報をほぼそのまま貼り付ける(コピーペースト(コピペ))してレポートにしたり、友だちのレポートをほぼ丸写ししたりする学生さんがいたります。
当然、やってはいけない行為です。
学生さんが思っている以上にコピペはバレます
ネット上の情報をコピペしてはいけないということは、よく知られていることだと思います。不正行為ですよね。
だけどそれをしようとする人が後を絶たない状態です。
レポートはあくまで自分の考えを書くものであり、他者の考えを書く場合は引用ルールを守ることが大切です。
そうしないと盗用とか剽窃という不正行為になってしまいます。引用する場合は、引用した部分がわかるように「」で括って、どこから引用したのかを明示する必要があります。
とはいえ、何十行にもわたるような長い文章をまるまる引用して良いわけではなく、自分の主張やその根拠を示すのに必要な最小限の部分だけを引用します。だから、引用するにしても、コピペして済ませるわけではなく、ちゃんと自分で理解してどの部分が必要なのかを考えないといけないわけです。何の考えもなしにただコピペするのと、引用するのではまったく異なります。
コピペを検出するためのウェブサービスもあり、無料で簡単に利用できるため、他者の文章をパクったレポートは提出しない方が賢明です。もっとも、そんなサービスを使わなくても、読んだだけでコピペかどうかは分かってしまいます。標準的な大学生の知識や表現力などを考慮して、あり得ない文章になってたりするからですね。
だからコピペはやめましょう。コピペの達人になっても良いことはありません。一方で、レポートを課すときには、教員側も慎重にならないといけないなと思います。
授業でレポートを課すときに、学生全員が一気に青ざめる瞬間があるんです。理由を聞くと、他の授業からも複数のレポートやその他の課題を出されており、とても終えられる状況にないということですね。
同時期に大量のレポートなどが重ならないよう、教員間での情報共有は不可欠だと思います。
そうしないと、1つ1つのレポートをじっくり考えるよりも、とにかく終えることだけを優先し、ネットの情報をコピーして「内容はわからないけど表現だけを変える」という対処をする学生が増えてしまう気がします(追い込まれなくても、そういうやり方をする学生もいますが・・・)。
取り繕うスキルが身についたところで、社会では役に立ちません。
コメント