スポンサーリンク

【1コマ漫画】幽霊履修の恐怖。「もうこの授業いいや」って自然消滅するのはヤバいかも・・・!

スポンサーリンク

大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

スポンサーリンク

この授業、大丈夫か・・・??

大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

コミPo!を使って、イラストや数コマ漫画をTwitterpixivに投稿しています。「20,000字なんて書けません!」(卒論漫画)、「桃から出れない桃太郎」(おとぎ話)とかイジメ関係の漫画を投稿しています。以下に、Twitterの内容を埋め込んでおくので、よろしければフォローお願いいたします。

スポンサーリンク

この記事の内容

多くの学生が欠席するという、よくある授業風景の1つ。なぜそんなことが起こるのでしょう? 謎というほどの謎ではないですが、履修の取り消し手続きの重要性も含めて説明します。

単位とらないなら自然消滅でいいんじゃね?

1コマ漫画の場面は、大学の授業であるあるな風景の1つだと思います。履修しているはずの学生の多くが欠席していて、出席確認で名前を読んでも返事する人があまりいない。

しかも、大教室だったりすると、わずかな学生が離れた場所にポツンポツンと座っているだけ。その学生たちが、授業に真面目に取り組んでいるかというと、そうとも限らない。ただその場にいるだけで、スマホをいじっていたり、寝ていたりと、教員にとってはタメ息がでそうな感じですね。

本来、大教室というのは、履修者が多いからその教室が使われるはずなのですが、こんな風に、教室の大きさと出席している学生の数が比例しなかったりすることもあります。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

単に遅刻・欠席が多いというだけであれば、もっと多くの学生が出席しているのではないかと思います。それだけではなく、学生さんによっては、最初の1・2回その授業に出席した後、「この授業やっぱりいいや」みたいな感じで、その授業を放棄する、つまり自然消滅をねらっているわけですね。

1コマ漫画のケースは極端な例かもしれませんが、実際に、せっかく履修したにも関わらず、単位を取るのを諦める学生はけっこういると思われます(どれぐらいかはわかりませんが・・・)。ちなみに、私が担当する授業は「必修科目」であるため、学生さんは途中放棄ができません。上記のような事態になるのは「選択科目」の場合です。

単に遅刻・欠席というだけでは、そこまでにはなりません。学生さんによっては、最初の1・2回その授業に出席した後、「この授業やっぱりいいや」みたいな感じで、その授業を放棄する、つまり自然消滅をねらっているわけですね。

まぁ、こんな感じで「履修しているにも関わらず出席しない」というのを「幽霊履修」と呼んだりすることがあります。正式な名称というわけではなく、「幽霊部員」などの言葉から持ってきたものと思います。

学生さんの立場からすると、不可になるのをわかっていて、幽霊履修の形をとっているわけですから、学生さんの好きにさせれば良いかもしれません。 しかし、大学によっては、履修していた授業を「取り消し」できる制度があったりします。もし大学にその制度があるなら、授業を受けるのをやめる(単位を諦める)場合に、幽霊履修で自然消滅していくのではなく、「履修の取り消し」手続きを行った方が良いと思われます。

なぜ履修取り消しの手続きをした方が良いか

なぜ、「履修の取り消し」手続きをした方が良いのでしょうか。履修の取り消しは、自然消滅とは異なり、履修した事実そのものをなくします。自然消滅をした場合、成績表に「不可」がついてしまいますが、履修を取り消した場合は、履修そのものをしていないので「不可」がつきません。

学生さんによっては「不可がいくつあろうと、最終的に卒業できればいい」と思う方もいるでしょう。当然、卒業が一番重要でしょうから、その考えもわからないわけではありません。

しかし、不可というのは、卒業への影響だけで済むとは限りません。現在、ほとんどの大学で、GPA(Grade Point Average)制度が導入されています(2017年の文科省調査で調査協力した大学のうち92.2%が導入)。GPAについては、文部科学省の「成績評価基準の明示とGPA制度の活用」も参考になります。

GPAは、秀・優・良・可・不可などの成績を点数化したものです。秀とか優などの良い成績が多いほど点数が高くなり、可・不可などが多いと点数が低くなります。不可が相当に多いと目も当てられません。

細かいことはさておき、ここで重要なのは、例え卒業できたとしても、不可が多ければGPAが低くなって、不利になることがあるということです。GPAは様々な場面で活用されることがあるし、就職活動においても、GPAを参考にする企業もあったりします。したがって、卒業できれば良いという考えではなく、不可をなるべくとらないで卒業した方が良いわけです。

そうは言っても、「この授業はもういいや」という感じで、単位を諦めたい授業が出てくることもあるでしょう。 大学によっては、履修を取り消す手続きがある場合があります(それがない大学もあるし、あったとしても「いついつまでなら取り消しが可能」みたいに期限を設けているものだと思います)。これをしておけば単位を諦めた授業が不可になることはないため、GPAが下がるのを防ぐことができます。面倒であっても、きちんと手続きをしましょう。

履修管理
スポンサーリンク
airgakuのフォローをお願いいたします!
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました