はじめに
批判的な読み方の重要性について語ります。
大学のレポートや卒業論文に取り組むときには、たくさんの本や論文を読みます。大学のレポートや卒業論文に取り組むときには、たくさんの本や論文を読みます。そのときに求められる読みのスキルとして、「批判的に読む」というものがあります。
現在、情報の過剰な供給により、信頼性の低い情報が蔓延しています。特にSNSやインターネット上で拡散される情報は、その信頼性や正確性に疑問を持たざるを得ません。このような状況下で、批判的な読み方がますます重要性を増しています。
批判的な読み方とは、与えられた情報を疑問的に捉え、自己判断できるスキルのことです。このスキルが身についている人は、正しい情報を得ることができ、信頼性の低い情報に惑わされることがありません。そこで、今回は、批判的な読み方について、その重要性やメリット、必要な姿勢をご紹介したいと思います。
※この記事は、Notion AIを活用しながら書いたものです。
批判的に読むことの重要性
情報化社会に生きる私たちにとって、情報過多という問題が深刻化しています。SNSやインターネットを通じてあふれる情報、その正確性や信頼性に疑問を持たざるを得ないことも少なくありません。そんなときこそ、批判的な読み方が必要不可欠です。
批判的な読み方とは、与えられた情報に疑問を持ち、冷静に判断し、自己判断できるスキルのことです。批判的な読み方が身についている人は、正しい情報を見極め、信頼性の低い情報に惑わされることがありません。
大学で、レポートや卒論をやる理由の1つは、このような批判的に読んだり考えたりする力を養うためでもあります。Twitterやpixivで日々投稿している「20,000字なんて書けません!」(卒論の学習漫画)のp92(以下の画像)にそのような話を入れています。読んでみてください。
批判的に読むことのメリット
批判的な読み方ができると、以下のようなメリットがあります。
正しい情報や知識を得ることができる
批判的な読み方は、自分自身で情報の真偽を判断できるため、正しい情報を選び取ることができます。しかも、そうすることで、信頼性の低い情報から逃れることができます。
情報の偏りや信憑性に欠ける情報に惑わされない
批判的な読み方は、情報源を確認したり、複数の情報源を確認することで、正確な情報を得ることができます。情報の偏りや信頼性に欠ける情報に惑わされず、正しい情報を見つけることができます。
正しく思考したり判断することができる
批判的な読み方には、自己判断力や疑問力が養われるため、賢くなれるというメリットがあります。自分自身で情報の真偽や信頼性を判断できるため、自己成長につながります。
批判的に読むための姿勢
批判的な読み方をするためには、以下のような姿勢が必要です。
自分の思い込みに気づく
先入観や思い込みが批判的な読みを妨げることがあります。そんな時は、自分の思い込みに気づくことが大切です。
人間がどうしても行ってしまう思い込みとして、「認知バイアス」があります。それについては、【4コマ漫画】確証バイアスなんて考え方があるんですね。じゃあ、血液型と性格って関係ないんですか?を参考にしてください。ちょっとした4コマ漫画とともに説明しています。
情報の信頼性を確認しながら読む
情報源の信頼性を確認しながら読むことが大切です。信頼性の低い情報に惑わされないように、しっかりと確認していきましょう。
いつの情報なのかを確認する
情報がいつのものなのかを確認することも大切です。古い情報である場合、現在の状況と異なる場合があるため、注意が必要です。
資料の内容に対して疑問を持ち、繰り返し読み返す
資料の内容に対して疑問を持ち、繰り返し読み返すことで、情報の理解を深めることができます。また、自分自身の理解を深めることができます。
著者がどういう立場から主張しているのかを理解すること
著者の立場・意図を理解することも大切です。そうすることで、情報をより正確に理解することができます。
基本的に本や論文を含め、情報を発信している人というのは、自分の主張が正しいのだと信じ込ませようとしてきます。つまり、故意に説得しようとしているわけです。何の疑問も持たずにその情報に触れると、誤った情報が含まれていても信じてしまいます。
例えば、その著者が何らかの立場に属する人であれば、その立場に有利な発言をしている可能性があります。
本や論文を読むときに、その人がどこの誰であり、どういう立場の人なのかを意識することが大切です。
まとめ
批判的な読み方は、身につけておくべきスキルの一つです。情報過多という時代には、正しい情報を見極めるためにも、批判的な読み方が不可欠です。批判的な読み方を身につけるため、情報を丁寧にみていくクセをつけましょう。
なお、以下は現在(2023年3月23日現在)作成している卒論に関するギャグ漫画の紹介です。みていただけると幸いです。
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