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「漫画のユニバーサルデザイン」←勝手に考えた言葉です

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この記事を書こうと思ったきっかけ

私は現在、卒論を題材として学習漫画(Twitterのリンク:「20,000字なんて書けません!」)を作成しております。決して、プロの漫画家ではありません。コミPo!というソフトを使って作っている完全なド素人です。

この漫画は、卒論について学びになるようにと思っていたので、作り始めの頃は、卒論に関する難しい説明をできるだけ視覚的に示し、セリフも増えすぎないようにしようと考えていました。

なぜなら、学習漫画とはいえ、いわゆる「漫画でわかる~」な感じのスタイルにしてしまうと、大学のテキストで説明しているのをキャラのセリフに変えただけであって、漫画の意味がない思ってたわけです。

しかし、実際に学習漫画を作成してみると、どうしても長文説明が必要になります。

私が好きな学習漫画で、「ウシ〇マくん」というのがありますが、読み返してみると、難しい説明部分はキャラがやっぱり長文で説明しているし、正直、よくわからない部分もあります。それでも漫画は面白いし、つづきを読みたくなります。

そこで思ったのが、難しい説明を避けるために漫画にするのではなく、難しい説明があっても読み続けたくなるような漫画にすることが大事なのではないかということです。

読者には、詳細まで読んでくれる人もいるし、そうでない人もいます。その人たちみんなが楽しめるような漫画にすることが大事なんじゃないかと思ったわけです。

そのとき「あ、これユニバーサルデザインの考えに似てる」と思ったのです。

ちなみにこのページのトップにある画像は、イラストACからとってきたものです。コミPo!で漫画を作るときもけっこうお世話になっているサイトです。「多様な人がいる」というのをいろいろな色で表しているわけですね。

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ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインの説明を入れたいのですが、書くのが面倒なので、Notion AIに作らせて、添削することにします。Notion AIが書いたユニバーサルデザインの説明が以下です。

「ユニバーサルデザイン」とは、あらゆる人が利用しやすい製品、環境、サービスを、誰でも快適に使用できるように設計することを目指すデザインのことです。
例えば、車いすを利用する人や高齢者、子どもなど、身体的な制限を持つ人でも、スムーズに利用できるような施設や製品の開発が求められます。また、誰でも快適に利用できるように設計された製品や環境は、身体的な制限を持たない人にとっても、使いやすいものとなります。
このように、ユニバーサルデザインは、社会的包摂を促進し、多様な人々が快適に生活できる社会の実現を目指すデザインの取り組みです。

添削しようと思いましたが、だいたい合っているので、このまま使います。ユニバーサルデザインの本は以下のものがあります。

なお、ユニバーサルデザインを考慮したものとして、ウェブデザイン、学校の授業(授業のユニバーサルデザイン、学びのユニバーサルデザイン)などいろいろあったりします。授業のユニバーサルデザインについては、普段、私もいろいろ考えてたりはしますが、ここでは割愛します(過去の記事で少し説明しています→【2コマ漫画】配布資料も板書もない口頭説明だけの授業をするのはどうしてですか? 何とかなりませんか?)。

人生いろいろ読み手もいろいろ

ユニバーサルデザインは多様な人を対象にデザインするということです。漫画も多くの人が読みます。だから、多様な人が読者になります。例えば、読者には、以下のような人がいたりします。

  • しっかり読む人
  • 文章が多い部分は読み飛ばす人
  • キャラの名前を覚えられない人
  • 似たキャラだと区別がつかない人
  • 漢字が苦手な人
  • コマの順番がわからない人

こんな多様な人がいることを踏まえた漫画づくりができると良いのではないかと思うわけです。

「自分の漫画は、こういうことがわかる人を対象にしてんだ!」という発想もありかもしれませんが、普通の人は、読者を選べないと思いますので、できるだけ多様な人に読んでもらえる工夫があった方が良いのではないかと思います。

ユニバーサルデザインを考慮した漫画

できるだけ多様な人を対象にした漫画ということで、ユニバーサルデザインを考慮するわけです。例えば、以下の点を大事にするということです。

  • 最後まで読ませる工夫がある(つづきが気になる)
  • セリフが多い部分を詳細に読まなくても楽しめる(ざっくり読んでもストーリーの根幹がわかるしキャラに感情移入できる)
  • ページをめくりたくなる
  • キャラが魅力的でどうなっていくかの展開が気になる
  • キャラ構成が複雑じゃない(人数も多くない)
  • キャラ同士の見た目の違いが明確で区別しやすい
  • キャラが目指す方向(目的)が明確で共感できる
  • キャラに感情移入してしまう
  • 世界観がわかりやすい
  • 漢字には適度にふりがながある
  • コマの配置・大きさ、視線誘導などによって意識せず適切な順番で読める

こうすると、上記で述べたような、多様な読者を想定した漫画になるのではないかと思うわけです。

で、わかる人はわかるかもしれませんが、これたぶん、プロの漫画家が普通にやってることだと思うんですね。

漫画のコマワリのしかたを勉強したときがあったのですが、そこに当たり前に書いてあるようなことだと思ったのです。ちなみに私が勉強したのは以下の本です。漫画づくりの考え方がかなり変わりました。

まとめ

上記の内容をもとに、Notion AIに書いてもらったまとめが以下のとおりです。

このように、漫画を作成するときには、ユニバーサルデザインを意識することが大切だと考えます。多様な読者がいることを想定し、最後まで読ませる工夫や、セリフが多い部分でも楽しめるような工夫など、様々な点に配慮することで、より多くの人に愛される漫画を作り上げることができるでしょう。

だいたい合ってそうなので、これでOKとします。

なお、この記事の最初の方で説明した卒論に関する学習漫画は以下です。みていただけると幸いです。

卒業論文(卒論)に関する漫画

コミPo!を使って、イラストや数コマ漫画をTwitterpixivに投稿しています。「20,000字なんて書けません!」(卒論漫画)、「桃から出れない桃太郎」(おとぎ話)とかイジメ関係の漫画を投稿しています。

「20,000字なんて書けません!」は、大学の卒論に関する漫画です。主人公のモチバが卒論に取り組みながら、いろいろなことを学んでいく物語です。読み手が楽しみながら、卒論について学ぶことを意図しています。卒論を書かない人にとっても、問題解決にかかわる重要な考え方を学べるようにと思っています。

とはいえ「楽しめるように」するため、いろいろ脱線しながら進めています。読んでいただければ幸いです。以下に、Twitterの内容を埋め込んでおくので、よろしければフォローお願いいたします。

コミPo!は「絵を描かなくてもポッとマンガがつくれちゃう!」というフレーズで紹介されるとおり、絵が描けない人であっても、3Dキャラを配置して表情やポーズを調整するなどすることで、簡単に漫画を作成できるツールです。そして、現在、Ver.4になって非常に表現の幅が広がっています。

漫画創作
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