大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】USBメモリの失踪
ほぼ毎年、誰かはUSBメモリの紛失・破損によってデータを失ったりしますね。現在、卒論などに取り組んでいる方は、他人事だと思ってはいけません。USBメモリの扱いには気をつけましょう。
USBメモリのメリット・デメリット
USBメモリは、大量のファイルを保存したり、パソコンから別のパソコンにファイルを移動したり、USBメモリをプロジェクターやプリンターなどに挿し込むことでパソコンなしで投影や印刷などができたりと非常に便利ですね。
だからよく使われますし、今ではコンビニでも売ってたりするので、必要なときにすぐ入手できたりして本当に便利です。
でも、取り扱いには注意が必要ですし、あまりUSBメモリに頼り過ぎていると、4コマ漫画のような事態に陥ったり、肝心なファイルを失うということになりかねません。
以下では、USBメモリのメリット・デメリットをみていきましょう。まずは、USBメモリのメリットです。
- 大量のファイルを保存できる・・・USBメモリで保存可能なデータ量はギガ単位ですので、文書ファイルだけでなく画像ファイルも大量に入れられます。動画ファイルはファイルサイズが大きいですが、多少入れたところでUSBメモリに十分おさめられます。
- パソコンを持ち歩かなくて済む・・・どのパソコンでもUSBメモリを挿し込めるし、挿し込めばすぐに使えます。ほとんどの人は気にしないと思いますが、外部の機器をパソコンで使えるようにするためには、ドライバというものをインストールします。でもそんなことを気にしなくて済むように、USBメモリを挿し込めばすぐに使える状態にしてくれるわけです。現在のパソコンはUSBメモリを使うことが当たり前の状況になっているからですね。だから便利なんです。あと必要な道具があれば、パソコンとスマホなど他の機器との大量のデータのやりとりをするのに、USBメモリを活用することもできます。
- 持ち運びがラク・・・小さいため、普段は筆入れなどに入れておき、常に持ち歩くことができます。それで、やはり大量にデータを入れられるので、USBメモリ1つあれば必要なファイルをほとんどすべて入れておくことができます。
次にデメリットですが、深刻なものとして、USBメモリの紛失・破損を起こす可能性がある、USBメモリ内の機密ファイルを漏洩させてしまう恐れがあることをとりあげます。
USBメモリの紛失・破損
USBメモリは、小さくて持ち運びに適している反面、やはり小さいので紛失もしやすいです。パスワードか何かでロックでもかかっていない限り、それを見つけた誰かがUSBメモリの中を簡単に見ることができます。大学で使うレポートなどのファイルならまだしも、プライベートなファイルを入れている場合は本当に注意が必要です。
また、USBメモリは割と破損しやすい機器です。突然使えなくなったりということもあります。すべてのデータをUSBメモリに保存していた学生が、卒論提出の1か月ぐらい前に、USBメモリが使えなくなってしまい、大ピンチに陥ったことがあります。
そのときは、研究室内で過去に発表したときに用いた印刷プリントなどを駆使して、なるべく元の状態に近いものを取り戻したわけですが、完全にデータとしてしか持っていなかったら、おしまいですよね。下手すれば、卒業できないということになります。
USBメモリをメインのファイル管理機器として扱うのではなく、あくまで一時的に利用するものと心得ましょう。ファイルの長期保存にはクラウドや別の壊れにくい機器を使った方が良いです。
USBメモリ内の機密ファイルの漏洩
USBメモリの管理をきちっとしていれば問題はないのかもしれませんが、どうしても意図せず、漏洩させてしまう人がいます。
USBメモリは大量のファイルをコンパクトに保管できるため、何でもかんでもUSBメモリのなかに入れてしまうワケですね。使う予定がないのに、念のため持っておこうというレベルのファイルをUSBメモリに入れてしまうし、めったに入手できないかもって思ったファイルとかもUSBメモリに入れてしまいます。
さらに悪いことに、自分は絶対にUSBメモリを紛失させることはないという妙な自信を持ってしまうと、けっして漏らしてはいけないような重要な機密情報の入ったファイルをUSBメモリに入れて持ち歩くということをやってしまうわけです。大変危険です。
USBメモリは長期保存をするメモリではありません。ファイルを移動させたりするための一時的な保存をするメモリという位置づけで考えた方が良いです。
データをメインで保存するメモリは別途持っておいた方が良いです。容量が許されるなら、クラウド上にデータを保管した方が良いかもしれません。
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