大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】あくまで事故です…
間違った操作でファイルが消えても本人責任に変わりはない
上書き保存を言い訳に活用しようとした事例です。課題をやってこなかった理由に、間違って消してしまった、上書き保存してしまったと言ってくる方もいますね。これらは大目に見てもらうための「魔法の言葉」ではありません。
教員サイドからすれば、それが事実であったとしても、本人のミス、つまり本人の責任であることには変わりないので、理由のない未提出と扱いは変わりません。また、潔くない感じがする分、かえってマイナスな印象になります。
大事なファイルを失わないために
4コマ漫画の解説の都合上、課題未提出の言い訳としての「上書き保存の活用」についてのダメ出しを先にしたのですが、本来、この記事で話したかったのは、大事なファイルの管理に注意してほしいという話です。
レポートでもそうですが、卒論の大部分を作成していたのに、そのファイルを削除してしまった、誤って上書きしてしまった、保存していたUSBフラッシュメモリが紛失した・壊れた、ファイルの保存場所がわからなくなってしまったなど、様々な理由で、ファイルを失ってしまうことが現実にあります。収集したデータを失ってしまうというケースもあります。
はっきり言って致命的ですよね。そして、それはあくまで本人責任です。自分でできる限り手をつくして、何とか提出できる状態にしなければなりません。
そんなとんでもない状況にならないように、いくつか安全策をとっておきましょう。
例えば、クラウド上の保存スペースにファイルを保存しておく、自分自身宛てにメール添付でファイルを送っておく、指導教員にメール添付でファイルを送っておくことなどが考えられます。
メール添付だと、上書き保存などでファイルが消えることもないので、特におススメです。メールアドレスはだいたい大学から配布されたものがあるだろうから、改めて何かに登録したりする必要もありません。
一方、USBフラッシュメモリはとても便利ですが、忘れたころに壊れてるということもけっこうあります。やや注意が必要かなと思います。
パソコンで誤ってごみ箱にファイルを捨ててしまったぐらいであれば、ごみ箱から取り出せば良いわけですが、ごみ箱を空にするとファイルの復元がやや難しくなってしまいます。それでも、空にしてすぐであれば、復元できる可能性はあるので、どうしても必要なファイルであれば詳しい人に助けてもらうと良いでしょう。
けっこうきついのは、上書き保存してしまった場合です。大事なファイルを別ファイルで上書き保存してしまうと、復元はけっこう厳しくなります。
いずれにしても、大事なファイルを誤って失ってしまうということ自体は、どの大学でも毎年誰か1人はやるものというぐらいに身近に起こるものだと思いましょう。
その状態になっても大丈夫なように、クラウド保存やメール活用によって、ファイルを管理することをおススメします。
4コマ漫画について
「上書き保存」にまつわる話として、記事では、①「上書き保存のミス」を課題をやらなかった理由にした内容と、②「上書き保存」などによってファイルを失うと大変だというような内容の2点があります。
もともとは②について書きたかったわけですが、4コマ漫画は①寄りの話となっています。②寄りの話で4コマ漫画を作成しても、「どうしよう、上書き保存しちゃったー」ぐらいのオチにしかならないので、①寄りの話を作成し、それについてコメントしました。
何が言いたいかというと、この記事で最も話したかったことは、②側の話、つまり大事なファイルを失わないように確実な管理をしましょうということです。
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