大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】集中しやすい環境はアレだ!
この記事の内容
大学の授業でよく課されるのがレポート。溜め込んでしまうと恐ろしい事態になってしまいます。1つ1つのレポートを余裕をもって終えていくためには、どのような環境で取り組むと良いでしょうか。レポートに①スムーズに取り組む方法、②集中して取り組むための環境を紹介するとともに、レポートの進行状況によって取り組む環境を変えていくことも有効であることを説明します。
大学におけるレポート課題
大学ではレポート課題を課されることがよくあります。学生さんの中には、提出期限を過ぎてしまう方や、そもそも提出しない方がいます。
提出期限までに出せる方の場合であっても、期限ぎりぎりにならないとエンジンがかからないという方もいます。期限までに提出できるだけマシですが、複数のレポート課題の提出期限がほぼ同じだった場合、それらのレポートを計画的に取り組むことが難しい人は、けっこう大変な思いをすることになります。
ところが、複数の授業から課されるレポートの提出期限が重なってしまうことは、大学ではあるあるです。できるだけ余裕をもってレポート課題にとりかかれるようにするべきです。
なお、社会に出てからも、複数の仕事の期限が重なることはよくあることです。レポート課題や仕事を溜め込んでしまわないように、余裕をもって取り組める方法を身につけておきたいですね。
レポート課題にスムーズに取り組む方法
レポート課題にスムーズに取り組めない人ってけっこういると思います。というのも、レポート課題って、まともにやろうと思ったら、以下のことをやっていかないといけません。
- テーマに関して情報収集する
- 情報を整理して主張と根拠を明確にする
- 主張と根拠をわかりやすくまとめる
- 参考文献を含めて全体を整理する
このようにやることがわかっていれば、まだマシかもしれません。でも、レポート課題に慣れていない学生さんとかだと、闇雲にレポート課題に取り組んで、何をどうしたら良いんだろうというような事態に陥ってしまいます。それで、悩んでしまって、モチベーションが低下してしまってということになりかねないですね。
レポート課題でやることがわかっていたとしても、完成までにはいくつものステップが必要となるため、よけいモチベーションが低下してしまいます。
人間は通常、物事のゴール(レポート課題であれば、レポートが完成すること)が近くなって見通しが持てるとモチベーションが高まっていきますが、そのゴールが遠いと見通しが持てずその物事に取り組むのが嫌になってしまいます。
レポート課題も同様で、課題を始めるときはゴールまでほど遠い状態にあるため、なかなか進められません。ある程度、レポートの完成が見えてくると、一気に終えようという気になります。
そういうわけで、レポート課題になかなか取り組めないというのは、仕方がないこととも言えます。「がんばる」「努力する」などの根性論ではなく、取り組みやすい状況を作っていくことが大切です。
レポート課題にスムーズに取り組むためのポイントを3つとりあげます。
レポートに何を書かなければならないかを明確にする
やるべきことが具体的になっていないと行動することはできません。レポートに取り組む場合も、何を書かなければならないかを明確にしておくことが大切です。
レポートに書く内容は、主張と根拠になります。それについては、【4コマ漫画】レポートには主張と根拠を書くで説明していますので、参考にしてください。
レポート作成を細かい作業単位に分割する
上述したように、レポートを作成し始めるときは、ゴールまで見通しを持ちにくいためモチベーションが低下します。どうしたら良いかというと、レポート作成をもっと細かい作業単位に分けて、1つ1つを終えるようにします。その1つ1つは、見通しを持ちやすい小さな作業になりますので、取り組みやすいということになります。
レポートを細かい作業単位に分けることについては、【4コマ漫画】レポートなどの課題は細かい作業単位に分けると取り組みやすいで説明しているので、参考にしてください。
集中して取り組みやすい環境でレポート課題を行う
何かの作業をするときには、取り組みやすい環境というものがあります。レポート課題のように、考えて作業するような事については、それに適した場所があります。
その適した場所は人によって異なるものでもありますが、わりと多くの人にとって良い場所というのがあるので、それを紹介します。
レポート課題に取り組みやすい環境とは
最初に断っておきますが、4コマ漫画のように授業中だと、レポート課題に取り組みやすいということがあるかもしれません。実際、学生さんの中でも、授業中に他の授業のレポートをやっている人がいます。
でも、そんなことをして、先生にバレたらちょっとマズイ状況になることがありますし、授業中の先生の話を聞くことができないため、定期試験のときには自分で勉強して理解しないといけません。はっきり言って、効率が悪いです。
授業とかではなく、もっと別の取り組みやすい場所を考えた方が良いです。ここでは、カフェや図書館をとりあげます。
カフェ
レポート課題もそうですが、勉強するための良い環境として、よくとりあげられるのが「カフェ」です。ファミレスとかではなく、カフェなんですね。
実際、カフェに行ってみると、パソコンを開いて作業をしている人や、本を読んでいる人、資格の勉強をしている人などを見かけたりします。仕事や勉強をする空間としてよく使われていることがわかります。
なぜカフェは仕事や勉強に適しているのでしょうか。次のような理由があげられます。
- 静か過ぎず集中するのに丁度良い。完全に静かな空間だと、かえって作業しにくいことがあります。カフェは静か過ぎず、作業をするのに丁度良い空間です。
- 他にも課題や勉強で集中している人がいるため、自分もやろうという気になれる。
- 変に騒ぐ人がいないため集中しやすい。2~3人で会話をする人はいますが、大声で話す人はあまりカフェには来ないですよね。
- 自分の部屋と違って、寝っ転がる空間にはなっていない。座ってコーヒーなどを飲む場所ですからね。
- 多少の会話と飲食が可能な場所なので、後述する図書館ほどの緊張感がない。そのため、適度にリラックスして作業ができる。
- お腹が空いたりすれば追加で注文すれば良い。
カフェはどうしても飲食代はかかります。それはデメリットかもしれませんが、飲食代がかかる分ひとつ仕事を終えようという気になる人もいます。
図書館
「図書館」と言えば、本を探すだけでなく、課題や勉強に取り組む場所というイメージがあります。実際、課題や勉強のために利用する人も多くいると思います。図書館でレポート課題に取り組むというのは、どんな感じでしょうか。
- 静かな環境のため、取り組みやすい。おしゃべりが禁止されているので、とても静かです。
- 必要に応じてたくさんの本や雑誌を利用できるため、レポート作成に必要な情報をその場で入手しやすいです。
- 無料で座って作業ができます。
・静かな環境のため取り組みやすい。
・いざとなったら情報の宝庫
・無料で座って作業できる
・静かすぎると集中できない人はダメかも
・静かに・飲食禁止などの注意事項を守ること自体がやや緊張感を生む。まわりを気にしないといけない
図書館はとても静かな空間です。静か過ぎてかえって集中できないという人もいるようですが、人によるところです。
また、本を読んだり書き込んだりするのには良いのですが、パソコンで打ち込む作業をするときは、キーボードを打つ音が迷惑になってないか気になることがあります。気にしない人は問題ないと思いますが・・・。
図書館では「静かに利用する」「飲食しない」という注意事項があります。それ自体がやや緊張感を生むことがあるため、リラックスして作業するということが難しいかもしれません。
作業ごとに場所を変えるというやり方もある
ちなみに、上述したようにレポート課題は、いくつかの細かい作業に分けることで取り組みやすくなります。例えば、以下のような感じです。
- 読んだり考えたりするだけの作業・・・本や論文などの資料を読んだり、レポートの内容をどのようにするか考えたりするだけの作業です。
- パソコンに打ち込むだけの作業・・・メモ書きしたものや本の一部の内容を引用するために、打ち込みをするだけであまり考えることをしなくて済む作業です。
- 多少考えながらパソコンに打ち込む作業・・・大まかに作成したレポートをわかりやすく整理したり、文章の構成を考えたりする作業です。
どの作業に取り組むかによって、作業する場所を変えることも有効な方法です。例えば、読んだり考えたりするだけの作業の場合、カフェや図書館のほかに、通学・通勤の時間に取り組むことができます。
パソコンに打ち込むだけの単純作業であれば、自宅などあまり集中できなそうな場所であっても、考えることを必要としないので取り組みやすかったりします。
また、多少考えながらパソコンに打ち込む作業の場合は、カフェなどを利用するとはかどるでしょう。
レポート課題に取り組むにあたり、作業しやすい単位に課題を分割し、それぞれの作業に適した場所をみつけられるとスムーズに取り組むことができます。
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