大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。
【4コマ漫画】やっちまった・・・。
この記事の内容
暗記学習をする場合、暗記ペン(チェックペン、チェックルなど)を使うと便利ですね。ここでは暗記ペンを使った学習や暗記ペンの種類をごく簡単に説明します。また、「何をどこまで覚えたら良いのか」という暗記に関するよくある悩みについて、何を目的として暗記するのかが大事という話をします。
暗記ペン(チェックペン、チェックルなど)の使い方
暗記ペンは、暗記学習をする場合に役立つツールです。4コマ漫画にあるとおりですが、主な使い方は次のとおりです。
- 教科書などで、覚えたい語句を暗記ペンでマークする
- シート(暗記ペンの色によって、使用するシートの色が異なる)でそのマークした箇所を隠す
- 周辺の文章情報などから、隠した箇所の語句を思い出す
したがって、語句を思い出せるように最低限の周辺情報が必要になります。
やってしまいがちなミスとして、4コマ漫画にあるように、周辺の手がかりとなる情報さえも隠してしまうことがあります。そうすると、手がかりがないために、重要語句を思い出せないだけでなく、その語句の意味とは無関係に、教科書のどの「場所」に書いてあったかという位置情報で語句を覚えようとしてしまいかねません。そんな覚え方は、何の役にも立たないので、暗記ペンでマークするときは必要最小限にするべきです。
暗記ペンの種類
暗記ペンには、ZEBRAのチェックペン、KOKUYOのチェックル、ダイソーの暗記用マーカーなどがあります。また、ZEBRAのチェックペンには、チェックペンアルファというのもあります。さらに、色も数種類あって、メーカーによっては、赤・緑・青・ピンクがあります。
このように種類が様々にあって、値段も異なるようですが、使いやすさという点から、ZEBRAのチェックペンアルファがおすすめのようです。
チェックペンアルファのメリットとデメリット
チェックペンアルファが使いやすいとされる理由がいくつかありますが、デメリットとともにそれについて説明します。
文字がちゃんと隠れる
チェックペン(アルファではなく)では、マークしてシートで隠したとしても、うっすらと文字が見えてしまうということがありました。そのため、マークするときに2度塗りしたり、シートを2枚重ねるという工夫が必要でした。しかし、チェックペンアルファでは、その欠点が解消されているようです。
マークした部分の文字が読み取りやすい
シートによって文字を隠すのがチェックペンの目的ですが、答え合わせをする際は、シートを外して文字を確認します。そのときに文字がマークした色で見えにくくなっていてはストレスになってしまいます。チェックペンアルファのインクは、色が明るいため、文字が読み取りやすくなっています。
裏写りしにくい
昔の暗記ペンで問題だったのが、マークした部分が裏写りしてしまうことでした。片面印刷の資料であれば、裏写りしていても問題はないわけですが、チェックペンを含む暗記ペンを使用する場面は、教科書などの両面印刷資料がほとんどです。裏写りしてしまうと、マークした裏のページが非常に見づらくなってしまうので不便だったわけです。
その点、チェックペンアルファは、裏写りしにくくなっているため、教科書などの両面印刷資料でも問題なく使用することができます。
唯一の欠点? チェックペンアルファには専用の消しペンがない
KOKUYOのチェックルなどの場合、マークした部分をもとに戻すための専用の消しペンがついていたりします。一度マークしたところを消して、別の個所をマークし直すことにより、暗記する場所を変更することができます。つまり、別の個所を暗記したいと思ったら、その教科書を再利用することができるわけです。消しペンに関しては、 KOKUYOのチェックルがもっとも性能が良く、キレイに消すことができます。
それに対し、チェックペンアルファでは、専用の消しペンはついていません。それがあると、4コマ漫画のように、マークするのをしくじったとしても、やり直しがききますね。
重要語句を覚えるときに説明まで覚えるべきか
ここからは話が変わります。
みなさんは、4コマ漫画のように、ついついマークし過ぎてしまうということを経験されていないでしょうか。私自身もそういう経験はあります。説明文をみて語句を覚えるだけだと不十分な気がしてしまって、説明文の大事そうなキーワードもマークしたりするわけです。
重要箇所をマークし過ぎるというのは、暗記学習に限らないですよね。教科書や論文などを読んでいて、大事そうなところにマークしていったら、そのページの大半をマークしてしまっていたということもあります。この内容は、【4コマ漫画】論文の大事な箇所にマーカーをしていったら、マーカーだらけになってしまいますでも紹介しています。マーカーだらけにしてしまうことのデメリットを説明しています。
暗記学習において、何らかの語句や説明文を思い出すためには、その手がかりが必要になります。語句を思い出すのであれば、説明文が必要だし、説明文を思い出すためには、語句が必要です。
そこで欲張って、語句と説明文の両方をマークしてしまったら、思い出すための手がかりがなくなってしまうので、何も思い出すことができなくなりますね。だから、意識してマークする箇所を少なくすることが大切です。
さて、暗記学習をする場合、何をどこまで覚えたら良いか悩むことってありませんか。説明文をみて語句を思い出す、というのはよくやると思います。逆に、語句をみて説明文を思い出す、ということまでやる必要があるでしょうか。
法律文とかでない限り、説明文などの文章を一字一句覚える必要はありませんが、語句をみてその意味を説明できるようにしようと思ったら、けっこうな労力が必要そうですね。でも覚えた方が良さそうな気もして悩んだりする人もいます。私もそうです。
どこまで覚えるかということについては、何を目的として覚えるのかによります。例えば、資格試験の勉強をしていたとします。
説明文をみて、語句を選択する問題が出題されやすいのであれば、「説明文をみて語句を思い出す」というので良いわけですよね。
また、語句をみて、適切な説明文を選択する問題が出題されやすいのであれば、「語句をみてその語句の要点を思い出す」というトレーニングをすれば良いです。
語句の意味を記述式で説明するというのであれば、ちゃんと説明できるようになる必要があります。法律文などであれば、その法律文をそのまま覚えるか、法律文のなかのキーワードを覚えるということが必要になります。
一方、資格試験などが関係ないのであれば、いちいち覚えなくても、必要なときにその語句の意味をいつでも見つけられるようにしておくというので良いことになります。
要するに、何のために覚えるのかによって、説明文をどこまで覚えるのかが変わってくるということです。
とはいえ、法律文なども含めて、文章を覚えるスキルも重要な気がしてきました。そのうち調べてまとめたいと思います。
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