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【笑える漫画付き】「恋愛」に関する面白い卒論テーマには何がある?考えやすくて価値があるテーマのヒントをお示しします

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大学生の日常をちょっとした漫画にしつつ、ちょいちょい大事なことを伝えられればと思います。ちなみに漫画はコミPo!で作成しました。

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実際にこういうことやっている人いそう・・・。

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はじめに

本記事では、「恋愛」に関する面白くて価値のある卒論テーマの提案をします。卒論はあなた自身の興味が引き金となり、深掘りすることが求められます。そのため、テーマ選びは卒論の成功を左右する重要なステップです。しかし、テーマ選びは容易なことではありません。そこで、この記事では「恋愛」にスポットを当て、研究価値があり、かつ興味を持てるテーマのヒントを提供します。あなたが卒論テーマをスムーズに決定し、有意義な研究活動に取り組む一助となれば幸いです。

ちなみに、卒論のテーマを決める前に、卒論の進め方の全体像を把握しておくことは重要です。何のためにテーマを決めるのか、どのようなテーマならよいのかがわかるからです。卒論の進め方の全体像は、以下の記事で説明しています。

卒論テーマのヒントを示します!

卒論は、興味を持てるテーマに取り組んだほうがいいです。なぜそうなのか、ということは以下の記事で説明しています。

とはいえ、何でもいいというわけにはいきませんし、興味をもった内容であっても、卒論として相応しいものでなけばいけません。つまり、卒論で取り組む内容が、世の中の多くの人にとって価値があるものでないといけないということです。難しいですよね。

そうなると、自分が興味をもてて、研究する価値のあるテーマということになるので、情報収集が必要になります。どんな研究ができそうなのか、どんなキーワードが使われているのかといったことも情報収集していかなければなりません。

実はここでけっこう時間がかかります。下手すりゃ数か月、半年などかかってしまって、「ヤバい、時間がない」になっちゃうわけです。テーマが決まってしまえば、その後は指導を受けながら卒論を進めていけるのですが、テーマが決まるまではとても難しいです。

そこで!

この記事では、テーマのヒントになるものを示していくことで、卒論に取り組む大学生が、自分の卒論テーマをスムーズに決められるように、時間短縮を図っていこうと思います。本来は、テーマ決めも含めて、卒論は自分で取り組むものです。しかし、テーマ決めに無駄に時間がかかってしまい、卒論で身につけるべき他の力の育成がおろそかになってはいけません。それに卒論を1回経験してしまえば、テーマの考え方は何となく身につきそうな気がするのです。だって研究の意味や全体像が少し見えてくるから。

「恋愛」に関する面白い卒論テーマを考えよう!

この記事では、「恋愛」に関する卒論テーマを考えてみます
ネットで「恋愛」に関する卒論テーマを探してみると、けっこう多くの人がとりあげているネタでもあるようですね。それだけ多くの人が関心を持っていることなのだろうと思う反面、卒論でやるような興味のあることがみつからないから、とりあえず「恋愛」をとりあげてみたという人も多そうな気がします。要するに、わりと浅はかな気持ちで「恋愛」をとりあげている学生さんが多いのではないかと思うわけですね。

気を付けてほしいのは、卒論というのは、ちょっとした思い付きで始めてしまうと、どう進めたらよいのかわからなくなる場合があるということです。卒論のみとおしが持てなくなるのでけっこうキツイです。

恋愛に関して悩んだ経験に注目しよう!

卒論は、興味のあることをやったほうがよいですが、ちゃんと深堀できる内容に取り組んでいかなければなりません。そのためにも大事なことは、「恋愛」をテーマにするのであれば、恋愛に関して自分自身が悩んだ経験に注目するということです。

ネット上の記事や知恵袋的なやつとか、論文検索サイトのGoogle Scholarで調べると「恋愛」関係の研究テーマっぽいものはたくさんでてきます。卒論だったり学術論文だったりするので、小難しいキーワードとともにでてくるんですね。軽い気持ちで取り組もうとすると、これらのテーマを見たときにフリーズすると思います。その後、たくさんのテーマの中から、何となくこれならわかりそうで選んでやってみようとしたら、思ってたのと違うみたいなことになったります。

軽い気持ちで「恋愛」をテーマにすること自体はよいですが、そのあと、ぜひ自分自身の「恋愛に関して悩んだ経験」に注目してみてください。例え、人に言えないような悩みであっても、そこに向き合うことができれば良い論文になる可能性が高まります。なぜなら、自分自身が抱えた恋愛の悩みというのは、他の人も同じように悩んでいたりすることがあります。卒論によって、その悩みに関する何らかの知見を得ることができれば、同じ悩みをもつ多くの人にとって価値がある情報となるのです。その意味で、価値のある良い論文になるわけです。

恋愛に関する悩みの例をあげてみましょう。恋愛に関する不安・コンプレックス・焦りみたいなものを考えてみると以下のような悩みをとりあげられそうです。

恋愛に関する悩みの例
  • 悩み①:失恋によってその後の恋愛に対する不安が起きている
  • 悩み②:コンプレックスがあって若干卑屈になってる気がする
  • 悩み③:恋愛に関してついつい見栄を張ってしまって、人間関係に影響してる

恋愛に関する研究は世の中のどんな問題につながる?

悩みに向き合うことを頭の片隅においておきましょう。

さて、卒論では、自分が興味を持てるというだけでなく、それが価値のある研究となるように考えていく必要があります。学術的に価値があるテーマになっていないと、卒論としては「却下」ということになりかねません
自分自身が恋愛に関して悩んだ経験をもとにすることで、同じ悩みをもつ他者にとっても価値ある卒論になりえますが、「恋愛」に関するテーマをとりあげるのであれば、「結婚」にかかわる問題と結び付ければさらに価値あるテーマとなります。なぜなら、若者の結婚に対する意識の低下は、少子化の問題につながってくるからです。

国立社会保障・人口問題研究所が、令和3(2021)年6月に実施した「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の 結果をとりあげてみましょう。そのほんの一部をとりあげると以下のような結果があります。

  • 「いずれ結婚するつもり」と考える未婚者が、性別・年齢層にかかわらず減少してる。
  • 結婚意思のある未婚者が現在独身でいる理由には、いろいろとあげられているものの、「異性とうまくつき合えないから」の選択率が2005 年(第 13回)調査以降、上昇している。

異性との恋愛におけるネガティブな考えが、結婚しづらさにつながっている可能性として考えていくと、恋愛をテーマとした卒論は、結婚や少子化問題に関わりのある価値あるテーマとなるわけです。あとこうしたことを卒論の序論とかに書いていくと、あるていど文字数を稼げそうです!

なお、この調査では交際経験等の質問あるため、恋愛をテーマに卒論を書く人はみておくとよいでしょう。

恋愛に関する悩みをどのように考えていったらよいか?

上述したように、「異性とうまくつき合えない」という問題は、卒論テーマとして重要な問題となり得ます。その観点から、恋愛に関する様々な悩みについてとりあげていくとよいでしょう。恋愛に関する悩みの例をもう1度示します。

恋愛に関する悩みの例
  • 悩み①:失恋によってその後の恋愛に対する不安が起きている
  • 悩み②:コンプレックスがあって若干卑屈になってる気がする
  • 悩み③:恋愛に関してついつい見栄を張ってしまって、人間関係に影響してる

ここでは、「悩み①:失恋によってその後の恋愛に対する不安が起きている」をもとに卒論でどのように考えていったらよいのかを示してみましょう。

「悩み①:失恋によってその後の恋愛に対する不安が起きている」をヒントにした卒論テーマ

ネットで普通に調べてみると、この問題について悩んでいる人はけっこう多そうなのですが、Google Scholarにおいても、「失恋」について調べると、けっこう論文が出てくるんですよね。学術的に大事なテーマとしてとりあげられていそうです。あ、Google Scholarというのは、論文を検索するサイトです。論文検索サイトは他にもCiNiiなどいろいろあったりしますが、私は、Google Scholarを使っています。いろいろとアレでおすすめなんです。

「失恋」に関する論文がけっこうあるというのなら、その情報をしっかり活用しましょう。重要そうなキーワードとして、「失恋コーピング」「失恋ストレスコーピング」というものがあります。コーピングというのが、ストレスに対処する行動ということなので、これらのキーワードはほぼ同じような意味でつかわれるのかもしれません。さらには、「失恋コーピング尺度」なんていうものも作成されています。「失恋コーピング尺度」では、失恋後の行動として、「未練」「否定的解釈」「肯定的解釈」などがあるとか(ちゃんと読んでません!)。
けっこう研究は進められてそうなので、「失恋コーピング」というキーワードで、最新の論文を探して読んでいくとまとまっていくと思われます。

とはいえ、闇雲に論文を読んでいっても、卒論が進むわけではありません。疑問をもちながら、批判的に論文を読んでいく姿勢が大切です。それぞれ説明しましょう。

疑問を持ちながらその回答を探すように論文を読む

疑問をもつとは、例えば、以下のようなことをいいます。

「疑問を持つ」の例
  • 疑問①:失恋コーピングの種類(すなわち、失恋後のストレスに対してどのような対処行動をとるのか)によって、その後の恋愛にどのような影響があるのか(特に、恋愛に対して前向きでいられるのか、恋愛に対する不安を高めてしまうのかなど)
  • 疑問②:過去の恋愛経験によって、どのような失恋コーピングをとる傾向があるのか

こうした疑問を持ちながらその回答が得られるように論文を探して読んでいくと、読みを深めることができるし、論文の内容を理解しやすくなります。そして、卒論を書くときにストーリー性のある卒論を書くことができます

なお、疑問を持ちながら論文を読むことの大切さは、以下の記事で漫画で説明しています。

なお、自分なりに疑問に対する回答を持ったうえで論文を読むのもおすすめです。例えば、上記の疑問①に対しては、「失恋コーピングで、否定的解釈をしていると、その後の恋愛に対する不安が高まるのではないか」というふうに考えておいて、この考えが正しいかどうかを確認しながら論文を読む、という感じです。

こういう癖をつけて資料を読んでいくと、思考力が格段に高まります

批判的に論文を読む

批判的に読むとは、論文の著者の主張が正しいのか、論文に示されている結果は適切なのか、論文に書かれているとおりの解釈でよいのかをしっかり疑いながら読んでいくことです。論文に書かれていることを鵜呑みにしてはいけません。疑いながら読んで、おかしいと思う部分を自分の卒論でとりあげていけば、オリジナリティのある良い卒論になります

では、論文に読み慣れていない人が、論文を批判的に読むためにはどうしたらよいでしょうか。それは、論文に書かれている内容を自分の経験に照らし合わせて読むことです。「失恋後の不安に悩んだ経験」があるのなら、その経験と照らし合わせて読んでいけば、批判的に読みやすくなります。

だからこそ、恋愛に関するテーマというのではなく、恋愛に関して悩んだ経験をテーマにしたほうがよいのです。

「恋愛」に関する他の卒論テーマ

恋愛に関する他の悩みについてもちょっとだけ考えてみましょう。

悩み②:コンプレックスがあって若干卑屈になってる気がする

なかなか「恋愛 コンプレックス」では論文がみつかりませんでした。コンプレックスにもいろいろあると思いますが、例えば、「恋愛経験がない」で論文を探してみると、こちらは少し出てくるようです。実際にGoogle Scholarで「恋愛経験がない」を検索してみてください。

恋愛経験がある人ではどう、ない人ではどうといった比較がされていたりするのですが、わりと古い論文しかなさそうなんですね。

現代と関連づけた話にしていくことでオリジナリティのある卒論になりそうです。例えば、恋愛経験の有無と、マッチングアプリとか現代の親子関係とか。あとどう関連づくのかは想像できませんが、生成AIと無理やり関連づけてみるというのも何か面白いかも。

悩み③:恋愛に関してついつい見栄を張ってしまって、人間関係に影響してる

「恋愛 見栄を張る」をGoogle Scholarで調べてもまったく論文はでてきません。それどころか「見栄を張る」という言葉自体が研究ではとりあげられてなさそう。「見栄を張る」って学術的にはあまり使われないのでしょうか?

試しに、「見栄を張る」の類語を調べると、「虚栄心」「虚勢を張る」などが出てきます。これらの言葉をGoogle Scholarで調べてもいまいちな様子。

いろいろ調べていると「自己呈示」という言葉がみつかりました。自分が望んだとおりの印象を相手に与えるような意味のようです。この言葉と恋愛の関係をみていくと面白いかもしれないですね。

卒論テーマになりうる悩み集

最後に卒論テーマの種になりうる悩みを10個とりあげました。参考にしてみてください。

  • 遠距離恋愛で会う時間が取れず、寂しさに耐えられない。
  • サークルや授業で魅力的な異性と出会い、心が揺らいでしまう。
  • デート代や交通費の捻出が難しく、経済的に苦しい。
  • 就活や課題で忙しく、恋人との時間調整ができない。
  • SNSでの恋人の行動が気になり、不安や嫉妬心が募る。
  • 恋愛経験が少なく、適切な振る舞い方がわからない。
  • 友人との付き合いと恋人との時間のバランスが取れない。
  • 将来のキャリアと恋愛の両立に悩み、優先順位がつけられない。
  • 性的な関係に対する不安や戸惑いがある。
  • 親や周囲の反対で、恋愛関係を続けるか悩んでいる。

おわりに

この記事では、「恋愛」に関する卒論テーマの提案について掘り下げました。自己の興味と社会的価値を兼ね備えたテーマ選びは卒論の成功に不可欠ですが、容易なことではありません。そこで示した具体的なテーマや疑問を通じて、あなたが自分の卒論テーマをスムーズに決定し、有意義な研究活動に取り組む一助となることを願っています。そして、この記事が大学生活の一部として、あなたの学問的興味や調査スキルを刺激する源泉になれればと思います。

卒論のための漫画を作っています!

このブログではちょいちょい自作漫画をお示ししています。
そのほかにも、以下の卒論漫画を作成しており、多数の漫画配信サイトで販売しています。
詳しくは以下で紹介しています。

この漫画は卒論を学ぶことを意図した学習漫画です。
学習漫画は単なる文字+イラストではありません。感情を交えて表現するので、相手に的確に物事を伝える強力な表現方法です。
学習漫画を作ることに興味がある人はぜひ以下の記事をご覧ください。

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